
あすから京都に移転 文化庁新庁舎の内覧会
文化庁が27日から京都に全面的に移転し、業務を開始するのを前に、新たに整備された庁舎の内覧会が開かれました。
京都市上京区の文化庁の新しい庁舎は、京都府警察本部の旧本館を改修し、隣に新たに6階建ての行政棟を建てる形で整備されました。
27日からの業務開始を前に、地元の関係者などを招いた内覧会が開かれ、長官室や京都に移転する5つの課の部屋の一部などが公開されました。

長官室は旧本館の2階にあり、執務にあたる机のほか京都の西陣織をあしらった来客用のソファーが設置されています。

また、東京などとオンラインで結んで会議ができるよう壁全体に映像を映し出す設備のある部屋も設けられました。

庁舎の正面入り口に面した階段や踊り場のステンドグラスなどは、昭和初期に建設された警察本部の旧本館のものが一部残されていて、古さと新しさを融合したデザインになっています。
新しい庁舎は、京都府が91億円をかけて建設し、文化庁が入居する部分はおよそ38億円に相当し、年間1億3900万円で文化庁に貸し出されることになっています。
27日は都倉俊一長官をはじめとする一部の職員20人あまりが京都に移り、先行して移転していた地域文化創生本部の40人あまりとともに業務を開始します。
大型連休明けの5月15日までに全体の7割程度のおよそ390人の職員が京都で業務にあたる見込みです。
新しい庁舎は、京都府が91億円をかけて建設し、文化庁が入居する部分はおよそ38億円に相当し、年間1億3900万円で文化庁に貸し出されることになっています。
27日は都倉俊一長官をはじめとする一部の職員20人あまりが京都に移り、先行して移転していた地域文化創生本部の40人あまりとともに業務を開始します。
大型連休明けの5月15日までに全体の7割程度のおよそ390人の職員が京都で業務にあたる見込みです。