トランプ前大統領 “バイデン政権は司法を武器に” と批判

アメリカの検察が、トランプ前大統領とかつて不倫関係にあったと主張する女性に口止め料が支払われた問題について捜査を進める中、トランプ氏は演説で「バイデン政権が司法機関を武器として利用している」と強く批判しました。

アメリカ・ニューヨーク州のマンハッタン地区の検察は、トランプ前大統領とかつて不倫関係にあったと主張するポルノ女優に口止め料が支払われた問題について、捜査を進めています。

こうした中、来年、行われる大統領選挙への立候補を表明しているトランプ氏は25日、南部テキサス州を訪問し支持者を前に演説しました。

トランプ氏は演説で、検察による捜査を念頭に「バイデン政権は司法機関を政敵に対する武器として利用している。スターリン時代のロシアの恐ろしい見せ物のようだ」と述べ、強く批判しました。

現地のメディアによりますと、仮にアメリカの大統領経験者が起訴されれば初めてのケースになるということで、司法当局の判断が注目されています。

トランプ氏をめぐっては、▽FBI=連邦捜査局が去年8月、トランプ氏の自宅を捜索した際、最高機密を含む複数の機密文書が見つかったとされる問題や、▽3年前の大統領選挙のあとの権力移行に違法な介入があったとされる疑惑についても、捜査が進められています。