茨城空港 新型コロナの影響で運休の国際線 3年ぶりに再開

新型コロナの影響で運休していた茨城空港の国際線が3年ぶりに再開し、25日、最初となる韓国からのチャーター便が到着しました。

茨城空港の国際線は新型コロナの影響で、2020年3月からすべて運休していましたが、25日から韓国のインチョン(仁川)空港との間を結ぶチャーター便の運航が始まりました。

午後4時すぎに、3年ぶりとなる国際線の最初の便が到着し、降り立ったおよそ170人の乗客たちは県の職員や空港の関係者などから歓迎を受けていました。

韓国から来た50代の男性は「茨城県でゴルフをやるために友人たちと来ました。ラーメンなどの食も楽しみたいです」と話していました。

また、空港内の免税店も3年ぶりの営業となり、従業員がレジの動作を確認したり、陳列だなに商品を並べたりしていました。

免税店の店長は「再開を待ちに待っていました。コロナの前の便数まで戻ってほしいです」と話していました。

茨城県営業戦略部の鈴木信昭空港対策監は「ようやくここまで来たという思いです。これを追い風に交流を促進させたい」と話していました。