統一地方選 あす9つの道府県で知事選告示 選挙戦がスタート

4年に一度の統一地方選挙は23日、9つの道府県で知事選挙が告示され、選挙戦がスタートします。
このうち北海道は、与野党が全面的に対決する構図となるほか、奈良は自民党内の支持が分かれる「保守分裂」の選挙となる公算で日本維新の会の候補や共産党の推薦候補も加わり、激しい戦いとなる見通しです。

統一地方選挙は23日、9つの道府県で知事選挙が告示され、選挙戦がスタートします。

NHKのまとめによりますと、22日までに合わせて32人が立候補を予定しています。

9つの知事選挙で、北海道は今回唯一、与野党が全面的に対決する構図となっています。
奈良と徳島は、自民党内の支持が分かれる「保守分裂」の選挙となる公算で、このうち奈良は、日本維新の会の候補や共産党の推薦候補も加わり、激しい戦いとなる見通しです。

また徳島は、現職に、2人の元国会議員と共産党の新人が挑む構図となっています。
大阪は、新型コロナ対策などこれまでの大阪府政の評価に加え、教育・子育ての支援策や、カジノを含むIR=統合型リゾート施設の誘致をめぐって、大阪維新の会とほかの党などの候補が争う見通しです。
大分は、自民・公明両党が支援する元大分市長と、4年前の参議院選挙で野党が共闘して当選した元参議院議員の争いとなる見通しです。
今回の統一地方選挙の前半では、
▽26日に大阪市を含む6つの政令指定都市の市長選挙、
▽31日に41の道府県議会議員選挙と17の政令指定都市の市議会議員選挙がそれぞれ告示され、いずれも来月9日に投票が行われます。