
エクアドルM6.8地震 住宅倒壊など14人死亡 ペルーでも1人死亡
南米のエクアドルで、日本時間の19日未明、マグニチュード6.8の地震が発生し、住宅の倒壊などでこれまでに14人が死亡しました。
また隣国のペルーでも1人の死亡が確認されるなど、被害が拡大しています。
USGS=アメリカの地質調査所によりますと、現地時間の18日正午すぎ、日本時間の19日午前2時すぎに、エクアドル南部を震源とする地震がありました。
震源の深さは65.8キロ、地震の規模を示すマグニチュードは6.8と推定されています。
エクアドル政府によりますと、震源に近い地域で住宅の倒壊が相次ぎ、南部の町クエンカでは、住宅の壁が車の上に崩れ落ち、車の中にいた人が死亡しました。
エクアドルでは少なくとも14人が死亡、381人がけがをしたということです。
また、エクアドルの隣国ペルーでは、4歳の女の子の頭に壊れた建物の一部があたり、病院に搬送されましたが、その後、死亡が確認されました。
エクアドルとペルーの日本大使館によりますと、これまでに現地の日本人が被害に遭ったという情報は入っていないということで、引き続き確認を進めています。