岸田首相 G20議長国インド訪問し首脳会談へ 19日夜に出発

岸田総理大臣は、G20の議長国のインドを訪問するため19日夜、日本を出発します。モディ首相と首脳会談を行い、G7の議長国としてウクライナ情勢などでの連携を呼びかける方針です。

岸田総理大臣は、19日から今月22日までの日程でインドを訪問し、モディ首相と首脳会談を行う予定で19日夜遅く、羽田空港を政府専用機で出発します。

インドは、ことしG20=主要20か国の議長国を務める一方、ロシアによるウクライナ侵攻をめぐり、欧米とロシアのどちら側にもつかない「グローバル・サウス」と呼ばれる新興国や途上国の代表格とされています。

岸田総理大臣は、G7=主要7か国の議長国として「グローバル・サウス」との関係強化を図る考えを重ねて示していて、モディ首相との会談では、法の支配に基づく国際秩序の重要性を訴え、ウクライナ情勢などでの連携を呼びかける方針です。

また、岸田総理大臣は現地のシンクタンクで講演し、日本が提唱する「自由で開かれたインド太平洋」を推進するための具体的な計画を明らかにすることにしています。