江ノ島駅では17日夜、終電の運行が終わると、時刻表を新しいものに取り替えたり、列車の位置情報が分かるQRコードを設置したりして準備を進めていました。
江ノ島電鉄は単線のため、一部の列車の遅延がほかの列車にも影響しますが、今回のダイヤ改正によって鎌倉駅や江ノ島駅などでの停車時間を延ばすことで全体への影響を抑えて定時の運行が確保できるとしています。
大規模なダイヤの改正は71年ぶりだということです。
「江ノ電」がダイヤ改正 大規模は71年ぶり 神奈川県
神奈川県藤沢市と鎌倉市を走る江ノ島電鉄は定時の運行を確保しようと、18日からダイヤの改正を行いました。大規模なダイヤの改正は71年ぶりだということです。
江ノ島電鉄によりますと、今回のダイヤ改正によって、これまで12分間隔だった列車の運行は14分間隔に変更され、1日の列車の本数は181本から154本に減るということです。


江ノ島電鉄鉄道部運輸課の福原健二課長補佐は「混雑による遅延の発生でお客様にご迷惑をおかけしてきましたが、ダイヤ改正で定時運転の確保が見込まれるので、ご理解とご協力をお願いできればと思います」と話していました。