長野市で住宅火災 焼け跡から3人の遺体見つかる

18日朝早く、長野市で住宅が全焼し、焼け跡から3人が遺体で見つかりました。この家に住む5人のうち、夫婦など3人と連絡が取れていないということで警察は身元の確認を進めています。

18日午前3時半ごろ、長野市風間の住宅から火が出ていると、近くに住む人から消防に通報がありました。

消防車10台以上が出ておよそ3時間後に火は消し止められましたが、木造2階建ての住宅が全焼し、焼け跡から3人が遺体で見つかりました。

警察によりますと、この住宅には中村均さん(69)夫婦と94歳の母親、それに息子2人の5人が暮らし、2人の息子は避難したり外出したりしていて無事でしたが、中村さん夫婦と母親の3人と連絡が取れていないということです。

警察は身元の確認を進めるとともに、火事の原因を調べることにしています。

現場はJR長野駅から東に3.5キロほど離れた住宅街です。

近所の女性「火事があった家の人とは知り合いで心配」

近所に住む女性は、「火がバチバチする音で火事に気がつきました。窓から見ると炎が勢いよく上がっていて、煙もすごかったです。火事があった家の人とは知り合いで心配です」と不安そうに話していました。