
WBC日本代表 米マイアミで初練習 選手5人が軽めの調整
野球のWBC=ワールド・ベースボール・クラシックの日本代表の選手たちが17日、アメリカに到着して初めて練習し、佐々木朗希投手や吉田正尚選手など5人が軽めの調整を行いました。
日本代表は16日、東京ドームで行われた準々決勝でイタリアに勝ったあと、チャーター機で準決勝以降の試合が行われるフロリダ州マイアミに移動しました。
およそ13時間のフライトをへて、ホテルに到着したのは現地時間の17日午前4時半で、ほとんどの選手はこの日は休養にあてました。

自主参加となった練習には、投手陣では準決勝以降の先発が予想される佐々木投手と山本由伸投手に加え、宮城大弥投手、高橋宏斗投手、野手は吉田選手の合わせて5人が参加し、午前11時半にマイアミ市内にある大学の施設に入りました。

選手たちは、グラウンドでキャッチボールをしたあと、遠投や外野でのランニングといった軽めのメニューで調整し、気温26度で快晴のフロリダらしい気候のもとでおよそ1時間汗を流していました。

練習後、佐々木投手は、「暖かくて、気持ちいい気候だなと思ったし、ここまで問題なく順調に来ている。優勝に向かってここまでやってきたので、次の試合もチームが勝てるように頑張りたい。1番は自分のできるパフォーマンスを出すことが大事なので、いい状態で臨めるようにしたい」と、準決勝以降の戦いを見据えていました。

また、吉田選手は時差の対策について、「飛行機でもよく寝られたし、ホテルに到着後、4時間くらいは寝た。負けられない試合があと2試合続く。きょうは日を浴びて、昼寝せずに夜しっかり寝られるように行動したい」と話していました。
山本由伸投手「すごく暖かくて気持ちよかった」

山本投手は、「きょうはしっかり体を動かしたかった。この時期に半袖と半ズボンで練習できたし、すごく暖かくて気持ちがよかった。試合までにしっかり時間があるので、体を慣らしてやっていきたい」と笑顔を見せながら話しました。
そして、「とにかく勝つしかない試合なので、しっかり体調面も技術面も試合に合わせて頑張っていきたい」と意気込んでいました。
そして、「とにかく勝つしかない試合なので、しっかり体調面も技術面も試合に合わせて頑張っていきたい」と意気込んでいました。
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