センバツ高校野球 “観客のマスク着用は個人の判断” 高野連

今月18日に甲子園球場で開幕するセンバツ高校野球について、高野連=日本高校野球連盟などは、すべての観客に対してマスクの着用は個人の判断にすると発表しました。

センバツ大会でのマスクの着用について、高野連などは先月の運営委員会で、声を出しての応援が想定される学校の応援団は着用をルールとし、そのほかの観客についても応援で声を出す場合は、着用することを求めていました。

しかし、13日から新型コロナの感染対策としてのマスク着用が個人の判断に委ねられたことを受けて、臨時の運営委員会を持ち回りで開き、学校の応援団を含むすべての観客に対して、声出し応援の有無にかかわらず、マスクの着用を個人の判断とすることを決めました。

一方、密を避けるため、ハイタッチや肩を組む、得点したときに座席の上などの1か所に集まる行為は引き続き、控えるよう呼びかけます。

また、選手や監督についても、これまでベンチで十分な距離をとれずに会話をする場合などはマスク着用を推奨してきましたが、個人の判断としました。

一方、大会関係者については、着用を推奨するとしています。

このほか、試合前の守備練習での女子部員の活動について、徳島の城東高校の1人がノッカーとボール渡し、富山の氷見高校の2人と山口の光高校の1人がノッカーへのボール渡しをそれぞれ行うことになったと発表しました。