ウクライナ東部で空爆 ロシア 拠点掌握ねらい攻撃激化か

ウクライナ国防省は17日、東部ドネツク州などでロシア軍によるミサイル攻撃や空爆があったと明らかにしました。軍事侵攻が始まって今月24日で1年になるのを前に、ロシアがウクライナ側の拠点の掌握などをねらって攻撃を激化させているものとみられます。

ウクライナ国防省は17日、ロシア軍による10発のミサイル攻撃があり、29か所で空爆が行われたと明らかにしました。

そのうえで激しい攻撃が行われたのは、ロシア軍が掌握をねらう東部ドネツク州のウクライナ側の拠点バフムトや東部ハルキウ州などだとしています。

ロシア軍は16日にもウクライナ各地でミサイル攻撃を行い、ウクライナ側は中部ポルタワ州の燃料施設が攻撃を受けて被害が出たと非難しています。

ウクライナのベレシチュク副首相は16日、バフムトに残る市民およそ6000人に対して危険が迫っているとして早急に避難するよう呼びかけています。

軍事侵攻が始まって今月24日で1年になるのを前に、ロシアはウクライナ側の拠点掌握などをねらって攻撃を激化させているものとみられます。