社会

小学校の校庭で猫のものとみられる頭の一部見つかる さいたま

17日朝、さいたま市内の小学校の校庭で猫のものとみられる頭の一部が見つかり、警察は動物愛護法違反の疑いで捜査しています。小学校の近くの公園では、今月13日から16日にかけて切断された猫のものとみられる足や胴体が見つかっていて、警察は関連を調べています。
17日午前7時ごろ、さいたま市南区にある小学校の校庭で猫のものとみられる頭の一部を遊んでいた親子が見つけました。

警察によりますと、鉄棒にひもでつるされていたということです。

また、学校から1キロほどのところにある公園では16日昼ごろ、頭や足の一部がない猫の死体が見つかったということです。

この公園では、今月13日にも切断された猫のものとみられる足がベンチに置かれているのが見つかっていました。

これまでに見つかった体の一部は、いずれも白っぽいということで、警察は関連を調べるとともに動物愛護法違反の疑いで捜査しています。

児童の保護者「恐怖心は強まっている」

この小学校に通う児童の保護者で近所に住む男性は、「子どもたちもこの辺りで遊ぶので、保護者としてはとても気持ちが悪いし、怖いです。近くの公園で猫のものとみられる体の一部が見つかったというのは知っていましたが、今回は自宅の近くにある子どもが通う学校で起きたので、恐怖心は強まっています」と話していました。

近所の女性「学校には子どもたちいるので怖い」

小学校の近くに住む70代の女性は「けさは家にいましたが、警察官が話を聞きにきて初めて知りました。警察には猫の鳴き声がしませんでしたかと聞かれました。小学校には警察官や警察犬がいて、鉄棒を調べたりしていました。学校には子どもたちもいるので怖いです」と話していました。

小学校では登下校などに影響

猫のものとみられる頭部の一部が校庭で見つかったさいたま市の小学校では、安全を確保するため、児童たちの登校を一時控えさせたり、一斉に下校させたりする対応をとるなど影響が出ました。

小学校によりますと、17日午前7時半前に、保護者に対して児童の登校を控えるよう呼びかけるメールを一斉に送りました。

その2時間ほど後、安全を確保できることが確認されたとして、午前10時15分に登校を再開するという内容のメールを保護者に送ったということです。

小学校では17日、屋外での授業を取りやめ、5時間目の授業が終わったあと、午後2時半ごろに子どもたちは保護者などに付き添われ、一斉に下校しました。

小学4年生の児童の母親は「子どもはまだ4年生なので詳しいことは伝えずに、不審者が多いので、学校が終わったら家に帰ろうねと伝えました。子どもが通う小学校でこうした事件が起こり怖いです」と話していました。

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