NHKが撮影した映像では、ひらがなのような文字で傷つけられているのが確認されました。
警察は、文化財保護法違反の疑いも視野に捜査を進めることにしています。
錦帯橋では去年12月にも、手すりに英語のような文字の傷が見つかっていて、被害が相次いでいます。
岩国市錦帯橋課は「国の文化財である錦帯橋を傷つけることは大変許しがたい。これまでも防犯カメラの増設などはしているものの、今まで以上に防犯対策を徹底していく」と話していました。

国の名勝「錦帯橋」でまた傷見つかる 警察が捜査 山口 岩国
山口県岩国市にある国の名勝「錦帯橋」で、橋にひっかかれたような傷が見つかり、警察は文化財保護法違反の疑いも視野に捜査を進めることにしています。
錦帯橋では去年12月にも傷が見つかっていて、被害が相次いでいます。
岩国市にある「錦帯橋」は、江戸時代の工法で作られた5つの木造の橋が連なる構造で、アーチ状の美しい姿から国の名勝にも指定されています。
岩国市によりますと今月1日、市民から「橋に傷がある」と連絡を受け、市や警察が現場を確認したところ、2か所にひっかかれたような傷があるのを確認したということです。
