サッカー 欧州視察中の日本代表 森保監督 三笘薫を評価

サッカー日本代表の森保一監督が、選手の視察などのため滞在中のヨーロッパから取材に応じ、イングランドプレミアリーグのブライトンで公式戦3試合連続ゴールを決めた三笘薫選手について、「自分のよさと課題の部分を整理して成長につなげている」と評価しました。

森保監督は、日本の選手を視察したり意見交換を行ったりするため、先月下旬からヨーロッパを訪れていて、8日、オンラインで報道陣の取材に応じました。

この中で、イングランドプレミアリーグのブライトンで公式戦3試合連続ゴールを決めた三笘選手について、「得点を取る能力も、得点のチャンスを作り出すクオリティーも上がっている。攻撃も守備も強度が高く、チームに貢献している。自分のよさと課題の部分を整理して成長につなげている」と評価しました。

また、ワールドカップカタール大会でキャプテンを務めた吉田麻也選手などと大会を振り返りながら意見交換した際、ほとんどの選手が戦い方のオプションを増やすことを今後の課題に挙げたということです。

森保監督は「試合の状況や時間帯に応じていろんな戦い方ができるように、レベルアップしていかないといけない」と話しました。

そして、カタール大会後、最初となる来月の強化試合に向けては、「ワールドカップのメンバーがベースになるかもしれないが、より幅広く選手を見てチーム編成したい。強度が高く、ハイスピードの中で素早く判断し、技術を発揮できることが必要で、そのベースの部分をしっかり見ていきたい」と話していました。