中国本土と香港 マカオとの往来 6日から全面的に再開へ

中国政府は、新型コロナウイルス対策としておよそ3年にわたり制限してきた中国本土と香港、マカオとの往来を今月6日から全面的に再開すると発表しました。

中国本土と香港の間では、先月上旬から隔離なしでの往来が一日の人数を制限して再開されていましたが、今後は人数に上限を設けないほか、入境する前にPCR検査を受ける必要もなくなります。

ただ、中国本土に入境する7日以内に海外に滞在していた場合は、入境前の48時間以内に受けたPCR検査の陰性証明が必要になるということです。

また、団体旅行も再開されるということです。

香港には、感染拡大前の2019年に中国本土から年間4300万人余りが訪れていましたが、新型コロナウイルスの影響で大幅に減少し、小売りや飲食などの業界では客足の回復への期待が高まっています。