ウクライナ侵攻1年を前に 今月中旬にG7外相会合開催検討 政府

ロシアによるウクライナ侵攻から1年となるのを前に、政府は今月中旬、ドイツでの国際会議に合わせて、G7=主要7か国の外相会合を開くことを検討しています。林外務大臣はG7の結束を改めて確認し、5月の広島サミットにつなげたい考えです。

ロシアがウクライナに侵攻して今月24日で1年となります。

これを前に政府は今月中旬、欧米を中心とした各国の閣僚や専門家らがドイツで意見を交わす「ミュンヘン安全保障会議」に合わせて、G7の議長国として外相会合を開くことを検討しています。

会合では侵攻が長期化する中、引き続き、ロシアへの制裁とウクライナ支援に取り組む方針を確認するものとみられます。

ウクライナ情勢をめぐるG7の外相会合は去年、オンラインも含めて11回と異例の頻度で開かれ、ことしに入ってからも先月、ウクライナのクレバ外相らを交えた会合がオンラインで開催されました。

また、4月には長野県軽井沢町で対面での会合が予定されていて、林外務大臣は一連の会合でG7の結束を改めて確認し、5月の広島サミットにつなげたい考えです。