
日本維新の会 活動方針まとまる 3回以内の衆院選で政権獲得へ
日本維新の会が活動方針案をまとめ、次の衆議院選挙で野党第一党になり、今後3回以内の衆議院選挙で政権を獲得することを目標に掲げています。
日本維新の会がまとめた新たな活動方針案では、ことしの統一地方選挙には全国で800人以上の公認候補を擁立し、600人以上の地方議員を誕生させるとしています。
今の国政について、去年の国会で一部のほかの党との政策連携で与党を若干揺さぶることはできたものの、根幹にまでは至っていないとしています。
中期目標では、次の衆議院選挙で野党第一党になるとしていて、今の与党に対抗するもう1つの選択肢になり得る組織を構築し、憲法や安全保障、エネルギーなどの重要テーマで対案を示し、先送りされてきた課題を前に進めるとしています。
その上で今後3回以内の衆議院選挙で政権を獲得するという目標を明記しました。
また、憲法改正を実現するため、改正項目を絞り込んで具体的なスケジュールを示し、ほかの党に強力に働きかけるとしています。
日本維新の会は、こうした活動方針を来月5日の党大会で決めることにしています。