観光客は白波がたつオホーツク海や雪景色を車窓から眺めたり、途中の駅で写真を撮ったりして楽しんでいました。
北見市から親子で訪れた男性は「列車から流氷を見るのを楽しみに来たんですが、まだ流氷は見えないですね。残念ですが、この先見えれば楽しみです」と話していました。
網走市観光商工部の伊倉直樹部長は「観光列車や砕氷船に乗って流氷観光を楽しめるので、たくさんの皆様のお越しをお待ちしております」と話していました。
「流氷物語号」は、来月26日まで毎日2往復、運行されます。

冬のオホーツク海の景色楽しむ観光列車「流氷物語号」運行開始
冬のオホーツク海の景色を、ゆっくりと走る列車から楽しむ観光列車、「流氷物語号」の運行が28日から始まりました。
「流氷物語号」は、JR釧網線の網走駅と知床斜里駅の間をおよそ1時間かけて走ります。
運行初日の28日は、網走駅で出発式が行われたあと、道内や台湾からの観光客など、およそ50人を乗せて出発しました。
ことしの車両は、流氷をデザインした黄色い車体と森の恵みを表現した緑の車体の2両編成で、先頭には1980年代にヒットした、オホーツクが舞台のテレビゲームをもとにしたマークが掲げられています。
