卓球全日本 女子ダブルス 5連覇目指す伊藤・早田ペア 準決勝へ

卓球の全日本選手権は、大会5日目の27日、東京体育館で女子ダブルスの準々決勝が行われ、5連覇を目指す伊藤美誠選手と早田ひな選手のペアがベスト4に進みました。

この種目で、大会史上初めての5連覇を目指す伊藤選手と早田選手のペアは、小畑美月選手と菅澤柚花里選手のペアと対戦し、第1ゲームは相手が返しづらい場所に正確なフォアハンドを決めて5連続ポイントを奪い、11対4で取りました。

第2ゲームはデュースにもつれる競り合いとなりましたが、勝負どころでサーブとレシーブで得点し、12対10で奪いました。

その後も、早田選手の力強いフォアハンドや伊藤選手の巧みなバックハンドなど、互いの持ち味を発揮して相手に主導権を渡さず、ゲームカウント3対0のストレートで勝って準決勝に進みました。

また、ともにカットマンの佐藤瞳選手と橋本帆乃香選手のペアは、国際大会で優勝経験もある長崎美柚選手と木原美悠選手のペアと対戦しました。

佐藤選手と橋本選手は、ボールの下を切り込むように打って徹底的に相手のボールを拾う得意のスタイルで粘り強く攻めて、ゲームカウント3対1で勝ちました。

男子ダブルスの準々決勝では、張本智和選手と森薗政崇選手のペアが3対0のストレート勝ちで準決勝に進みました。

男女ダブルスの準決勝と決勝は、28日に行われます。