小学生が特産のかまぼこ作りを学ぶ 宮城 塩釜

地元の食材について知ってもらおうと、宮城県塩釜市の小学校で、特産品であるかまぼこについて学ぶ授業が行われました。

授業が行われたのは塩釜市の杉の入小学校で、3年生の子どもたちおよそ80人が参加しました。

授業ではまず、塩釜市のかまぼこ業者でつくる組合の担当者が、魚のすり身を手で卵型に丸め、串に刺したあと指でだ円形に整える、かまぼこの作り方を説明しました。

このあと、子どもたちはすり身がきれいに丸くなるように丁寧に形を整え、かまぼこを炭で焼いて完成させていました。
子どもたちは自分で作ったかまぼこを早速試食し、「熱い」などと言いながらも、おいしそうにほおばっていました。

このほか授業では、工場での生産現場が動画で紹介され、子どもたちは次々に作られるかまぼこの様子を見入っていました。

参加した女の子は「初めてかまぼこを作ったけど、うまく作れてよかったです。難しかったけど、柔らかくておいしかったです」と話していました。

また、別の女の子は「つくることも焼くことも簡単で、おいしく食べることができました」と話していました。