参議院議院運営委員会は理事会で、27日の本会議で代表質問を行う舩後議員の質問方法を確認しました。
それによりますと、舩後氏はノートパソコンで、あらかじめ入力しておいた文章を自動音声で読み上げる形式で質問を行うこととし、介助者か公設秘書が一緒に登壇してパソコン操作などを支援するということです。
舩後氏は全身の筋肉が徐々に動かなくなる難病、ALSの患者で、4年前に初当選して以降、委員会ではパソコンの音声による質疑を行ってきていますが、本会議で質問するのは今回が初めてです。
衆参両院の事務局によりますと、本会議でパソコンの音声による形式で質疑が行われるのは初めてだということです。

れいわ 舩後議員 PC音声読み上げで代表質問 あすの参院本会議
重度の障害があるれいわ新選組の舩後靖彦議員が、27日の参議院本会議で、本人に代わってパソコンの音声で質問を読み上げる形式で代表質問を行うことになりました。衆参両院の本会議でこうした形式で質疑が行われるのは初めてとなります。
