公明 衆議院 選挙区減の広島で現職を引き続き擁立の方針決定

衆議院の小選挙区の「10増10減」に伴って、各党の候補者調整が進められる中、公明党は、選挙区が1つ減る広島で、現職の斉藤国土交通大臣を引き続き擁立する方針を決定しました。

いわゆる1票の格差を是正するため、次の衆議院選挙から、小選挙区の数が15の都と県で、合わせて「10増10減」されることになっていて、各党が候補者の調整を進めています。

公明党は25日の中央幹事会で、選挙区が1つ減って6となる広島について、前回、広島3区で当選した斉藤国土交通大臣を、新たな3区でも引き続き擁立する方針を決定しました。

また、選挙区が5つ増えて30になる東京に関しては、前回、東京12区で当選した岡本三成 前財務副大臣を新たな東京29区で擁立することを決めました。

公明党は、東京のほかの選挙区や、選挙区が1つずつ増える埼玉、千葉、愛知の3県でも、候補者の擁立を目指していて、自民党と協議することにしています。

公明党の西田選挙対策委員長は、記者会見で「広島3区と東京29区は、新たな有権者と接する機会をできるだけ早くつくる必要があると判断し、公認を発表した。自民党とは、事前に茂木幹事長や森山選挙対策委員長と相談や協議を行い、きょう発表することは了解いただいている」と述べました。

東京29区 自民区議ら候補擁立求める “公明の候補 応援できず”

公明党が、新たな衆議院東京29区で次の選挙の候補者擁立を決めたことを受けて、東京29区に含まれる東京 荒川区と足立区の自民党の区議会議員らが党本部で茂木幹事長と会談し、公明党の候補者は応援できないとして、自民党の候補者を擁立するよう求めました。

これに対し、茂木氏は「受け止めさせてもらう」と応じたということです。

このあと、会談に同席した東京都連の高島幹事長は記者団に対し「公明党から擁立の話があったことは事実だが、私は了解していないし、都連の萩生田会長もまったく同じ意見だと思う。これからみんなで相談して進めたい」と述べました。