【随時更新】最強寒波 各地の影響 路面凍結で死亡事故も

この冬一番の非常に強い寒気の影響で全国的に風も強まり、各地で被害や影響が出ています。

宅配便や郵便物の配送にも影響【25日19:00現在】

ヤマト運輸は、滋賀県、京都府、兵庫県、和歌山県の全域、このほか、大阪府の一部で荷物の配送や集荷を停止しています。

また、全国のそのほかの地域でも荷物の預かりを停止していたり、配送の遅れが出ているということです。

佐川急便は、大阪府、兵庫県、滋賀県、京都府、奈良県、和歌山県、鳥取県、島根県、岡山県、広島県、山口県、徳島県、香川県、愛媛県、高知県、福岡県、佐賀県、長崎県、大分県、熊本県、宮崎県、鹿児島県の22府県の全域で荷物の集荷や預かりを停止しています。

また、北海道、京都府、和歌山県、兵庫県、滋賀県、広島県、島根県、鳥取県、岡山県、高知県、愛媛県の一部では荷物の配送を停止しています。

このほか、全国の広い範囲で配送に遅れが出ているということです。

日本郵便では25日、新潟県内でゆうパックなどの荷物の引き受け停止や、全国から新潟県内向けの荷物の引き受けを停止していましたが、26日から再開します。

一方、26日から、大阪府、兵庫県、滋賀県、京都府、奈良県、和歌山県、鳥取県、島根県の8府県で荷物の引き受けを停止するほか、これらの地域を宛先とする全国からの荷物の引き受けを停止することにしています。

また、香川県、徳島県、高知県、愛媛県の四国4県についてはこれらの地域を宛先とする全国からの荷物の引き受けを停止するとともに、これら4県から四国以外に向けた荷物の引き受けを停止します。

日本郵便によりますと、このほか、各地で郵便物や荷物の配送に遅れが出ているということです。

25日16:00頃 山梨 火事 “水道管凍結 ドライヤーで壁温め”

25日午後4時ごろ、山梨県富士吉田市新町で木造2階建てのアパートが焼ける火事があり、火はおよそ3時間後にほぼ消し止められました。けが人などは確認されていないということです。

警察は火事の原因を調べていますが、火元とみられる部屋に住む住人は「壁の中にある水道管が寒さで凍結したため、ドライヤーを壁に向けて温めていたところ、壁から火が出た」と説明しているということです。

温風を連続して5分ほどあてていたとみられ、警察は詳しい状況を調べることにしています。

25日昼ごろ 岡山 80代男性が心肺停止で見つかり死亡

岡山県は真庭市蒜山で25日昼ごろ、80代の男性が積もった雪の中から心肺停止の状態で見つかり、その後、死亡が確認されたと発表しました。

男性は24日夕方、自宅の近くの道路で雪のため立ち往生の状態となった車を取りに行くため出かけましたが、夜遅くになっても帰宅しなかったため、家族が警察に届け出ていました。

警察などが男性の行方を捜していましたが、25日昼ごろ車の近くの積もった雪の中から心肺停止の状態で倒れているのが見つかり、その後、死亡が確認されました。

真庭市蒜山では25日午前8時までの24時間の降雪量が93センチに達し、観測史上、最も多くなったほか、けさの最低気温はマイナス7.3度と厳しい冷え込みとなっていました。

25日7:38頃 成田空港 貨物機が作業用車両と接触

25日午前7時38分ごろ、成田空港の貨物地区の駐機場で香港から到着した全日空の貨物機、ボーイング767型機が作業用の車両と接触する事故を起こしました。

全日空によりますと、貨物機は着陸後、自走して駐機場に移動し、停止しようとしたところスリップし、近くで待機していた「メインデッキローダー」と呼ばれる機体から貨物を下ろすための作業用の車両と接触したということです。

空港会社によりますと、けが人はおらず、そのほかの便の運航に影響は出ていないということです。

駐機場付近は24日夜、降った雪の影響で一部の路面が凍った状態になっていたということで、空港会社と全日空が詳しい状況を調べています。

25日07:30頃 京都 救急車が田んぼに突っ込む 雪でスリップか

京都府八幡市で救急車が走行していた道路の脇にある田んぼに突っ込む事故がありました。消防によりますと、雪の影響でスリップしたとみられ、乗っていた隊員3人にけがはなかったということです。

八幡市消防本部によりますと、25日午前7時半ごろ、八幡市内里で交通事故の現場に向かっていた救急車が道路の脇にある田んぼに突っ込みました。

消防によりますと、24日夜からの雪の影響でスリップしたとみられるということです。

当時、救急車には救急隊員3人が乗っていましたが、全員けがはなかったということです。

当初、この救急車が向かっていた交通事故の現場には、ほかの救急車が駆けつけたということです。

現場は八幡市消防本部からおよそ1.5キロ離れた田んぼや畑が並ぶ地域です。

25日05:30頃 神戸 車12台が関係する事故 2人軽傷

25日午前5時半ごろ、神戸市灘区の有料道路、ハーバーハイウェイ下り車線の摩耶出口近くで、乗用車やトラックなど合わせて12台が関係する事故がありました。

警察によりますと、この事故で2人が腰の痛みを訴えるなどしたということですが、いずれも軽傷と見られるということです。

当時、雪の影響で路面が凍結していたとみられ、警察は12台のうち、いずれかの車がスリップしたことがきっかけで多重事故につながったとみて、詳しい状況を調べています。

ハーバーハイウェイを管理する神戸市によりますと、当時、ほかにも立往生する車などが相次いで確認されていて、午前7時ごろから上下線のほぼすべての区間を通行止めとしています。

宅配便や郵便物の配送にも影響【25日10:00現在】

宅配便や郵便物の配送にも影響が出ています。

ヤマト運輸は大雪に伴う交通規制などのため、全国から新潟県、富山県、石川県、福井県向けに、また新潟県、富山県、石川県、福井県から全国向けに配送する荷物の預かりを停止しています。

高知県内では、25日の午前中まで荷物の集荷や配送業務を見合わせているということです。

また、全国のそのほかの地域でも荷物の配送が遅れる可能性があるとして、あらかじめ配送が遅れることについて、利用客から了承を得たうえで、荷物を預かっているということです。

佐川急便では、北海道、京都府、和歌山県、兵庫県、滋賀県、高知県、愛媛県、広島県、島根県、鳥取県、岡山県、鹿児島県、熊本県、宮崎県の、14道府県の一部の地域で荷物の配送や集荷を停止しています。

このほかの地域でも、全国の広い範囲で配送に遅れが出ているということです。

日本郵便では、25日から新潟県内向けのゆうパックなどの荷物の引き受けを停止するほか、新潟県内での引き受けも停止しています。

このほか、日本海側を中心に郵便物や荷物の配送に遅れが出ているということです。

24日23:30頃 鹿児島 スリップ事故か 1人重体

24日午後11時半ごろ、鹿児島県薩摩川内市網津町の国道3号線で、軽乗用車が対向車線を走っていた大型トラックと衝突しました。

この事故で、軽乗用車を運転していた阿久根市の32歳の会社員の男性が病院に運ばれ手当てを受けていますが、意識不明の重体だということです。

現場は、片側1車線のほぼ直線道路で、事故当時、5センチほど雪が積もり凍結していたということで、警察は軽乗用車がスリップした可能性もあるとみて、事故の原因を詳しく調べています。

24日17:30頃 福岡 スピンした車にはねられ男性死亡

24日午後5時半ごろ、福岡県福智町伊方の県道で、飯塚市の会社員高井誠さん(51)が、後ろから来た軽ワゴン車にはねられました。

高井さんは病院に運ばれましたが、およそ4時間後に死亡が確認されました。

警察によりますと、高井さんがはねられた場所の近くには、乗っていたとみられるトラックが止まっていたということです。

後続の車を運転していた男性は、「ブレーキをかけたが、車がスピンした」と説明し、同乗者は「車が回っている間にドンという音がした」と話しているということです。

当時、現場付近は雪が降り、路面の一部は凍結した状態だったということで、警察が詳しい状況を調べています。

24日11:00頃 大分 倒木が頭に当たり男性死亡

24日昼前、大分県別府市で倒れてきた木が60代の男性の頭に当たり、男性は死亡しました。当時、強い風が吹いていたということで、警察などが詳しい状況を調べています。

警察によりますと、24日午前11時ごろ別府市南畑で、車で通りかかった市内に住む高原 重伸さん(62)が車から降りて外に出たところ、杉の木が倒れてきたということです。

木は高原さんの頭に当たり、市内の病院に運ばれて手当てを受けましたが、およそ1時間後に死亡しました。

警察によりますと、現場は山間部を走る幅の狭い道路で、高原さんは倒木が道をふさいでいたため、車から降りて木をどけようとしたところ、別の木が倒れてきたということです。

この冬一番の非常に強い寒気が流れ込む中、警察によりますと当時現場周辺では強い風が吹き、雪も降っていたということです。
警察や別府市は、詳しい状況を調べています。

24日17:00頃 愛媛 農業用ハウス飛ばされる

強風の影響で、愛媛県西予市では農業用ハウスが飛ばされて、近くの建物の窓ガラスが割れる被害が出ました。

県と消防によりますと、24日午後5時ごろ、西予市三瓶町で農業用ハウスが強風で飛ばされて、近くの建物の窓ガラスが割れたり、シャッターの一部が壊れたりする被害が出たということです。

この建物には住人はおらず、けが人はいないということです。

24日17:00頃 東京 解体現場で足場崩れる けが人なし

24日夕方、東京 練馬区の建物の解体工事の現場で足場が崩れ、近くの道路をふさぎました。強風の影響とみられ、これまでのところけが人はいないということです。

24日午後5時すぎ、練馬区富士見台で「工事用の足場が風ではがれている」と近くにいた人から110番通報がありました。

警視庁が確認したところ、4階建ての建物の解体工事の現場で工事用の足場や外壁を覆うネットの一部がはがれて近くの道路をふさいだということです。

強風の影響とみられ、これまでのところけが人はいないということです。警視庁が詳しい状況を確認しています。

現場は、西武池袋線・富士見台駅から南西に700メートルほど離れた住宅街です。

24日16:00頃 香川 風にあおられ女性転倒 頭を打ち搬送

消防によりますと、24日午後4時ごろ、香川県土庄町で「風にあおられて女性が路上で転倒した」と通報がありました。

女性は90代くらいで、頭を打って病院に搬送されましたが、意識はあり、命に別状はないということです。

24日15:40頃 京都 住宅の塀倒れ女性けが 強風か

24日午後、京都府綾部市で住宅の塀が倒れて通りかかった女性が巻き込まれ、足に軽いけがをしました。市は塀が強風であおられ倒れたとみています。

24日午後3時40分ごろ、綾部市本町の府道沿いにある住宅の塀が倒れて自転車で通りかかった女性が巻き込まれたと近くにいた人から消防に通報がありました。

消防と警察によりますと、40代の女性が右足を打って軽いけがをしたということです。

綾部市によりますと、倒れた塀は木製で幅5メートル40センチ、高さ2メートル50センチほどあり、住宅は空き家とみられるということです。

現場は綾部市役所から南西に230メートルほどのところにある住宅街の一角で、付近では当時雪が降り、強い風が吹いていたということです。
市は塀が強風であおられ倒れたとみています。

24日15:00頃 愛媛 浮き桟橋が流出

愛媛県の宇和島海上保安部によりますと、24日午後3時ごろ、宇和島港で「浮き桟橋が流出している」と通報がありました。

海上保安部が確認したところ、港内に設置してある浮き桟橋のうち、およそ25メートルほどの部分が港の内側に向かって流されているのが見つかり、港内にある別の桟橋とロープでつないで固定したということです。

これまでのところ、周辺の船の航行などに影響はないということです。

24日、宇和島市では風が強まり、午後2時半ごろに29.2メートルの最大瞬間風速を観測していました。

24日12:00過ぎ 愛媛 屋根の一部が強風で破損

愛媛県西条市大町では、24日正午すぎ、横断歩道上に設置されている雨よけの屋根の一部が強風にあおられて破損し、落下しました。

現場はJR伊予西条駅前の商店街につながる横断歩道で、消防によりますと、当時、屋根の下を通行していた人や車はおらず、けが人はいなかったということです。

自動車メーカーの工場の操業にも影響

自動車メーカーの工場の操業にも影響が出ています。

日産自動車は福岡県苅田町にある子会社の「日産自動車九州」と「日産車体九州」の合わせて2つの工場について、24日午後から操業を見合わせています。

ふだんは夜間も操業していますが、従業員の安全を確保するため操業の停止を決めたということです。

また、トヨタ自動車も、子会社の「トヨタ自動車九州」の福岡県内の宮若市にある宮田工場、苅田町にある苅田工場、北九州市にある小倉工場の3つの工場について、24日夕方から25日の昼過ぎまで操業を停止することを決めました。

各社では今後の操業の再開については天候を踏まえて判断するとしています。

宅配便や郵便物の配送にも影響 (24日 17:00)

大雪や路面の凍結などの影響で、宅配便や郵便物の配送に影響が出ています。

ヤマト運輸は、大雪に伴う交通規制などのため、全国から新潟県、富山県、石川県、福井県向けに、また、新潟県、富山県、石川県、福井県から全国向けに配送する荷物の預かりを停止しています。

また、全国のそのほかの地域でも荷物の配送が遅れる可能性があるとして、あらかじめ配送が遅れることについて、利用客から了承を得たうえで、荷物を預かっているということです。

佐川急便でも、松山市の一部で荷物の配送や集荷を停止しているほか、北海道と沖縄県の全域や、長崎県、鹿児島県の一部で配送や集荷が遅れています。

日本郵便では25日から、新潟県内向けのゆうパックなどの荷物の引き受けを停止するほか、新潟県内での引き受けも停止することにしています。

このほか、日本海側を中心に郵便物や荷物の配達に遅れが出始めているということです。

保育所でトイレに使う水を貯水 断水に備え 宮崎

厳しい冷え込みによる断水に備えて、宮崎県都城市の保育所ではあらかじめトイレに使う水をためておくなどの対応に追われています。

都城市高城町にある高城保育所では7年前、寒波の影響で断水し、トイレの水が流せなくなったほか、給食の調理にも影響が出ました。

25日の朝は厳しい冷え込みが予想されていることから、保育所では、断水に備え、災害用に備蓄しているペットボトルの飲料水を点検したり、トイレに使う水を大きなバケツにためたりと対応に追われていました。

水道管の凍結を防ぐため、今夜は屋外の手洗い場の蛇口から少量の水を流し続けるということです。

高城保育所の柿木玲子所長は「7年前は事前に水をためていなかったために苦労したと聞いているので、今回はしっかり備えようと思いました。何事もなく寒波が過ぎ去ることを願うばかりです」と話していました。

小学校で下校時間を早めるなどの対応 富山

富山県では、大雪の予報を受けて多くの小学校で下校時間を早めるなどの対応がとられました。

このうち、射水市の「歌の森小学校」では午後の授業をとりやめ、給食のあと、児童を帰宅させました。

3年生のクラスでは、担任の教諭が下校の際の注意点を説明し、雪で地面が見えにくくなっているため、溝や用水路に落ちたり車道に飛び出したりしないよう気をつけるほか、転ばないよう雪を踏み締めるように慎重に歩くことが大切だと呼びかけました。

中村真知子教諭は「授業中にかなりの雪が降っていたので、子どもたちが帰る前にどれだけ積もるか心配でした。今回はあらかじめ早めの下校が決まっていたので子どもたちを安心して帰すことができてほっとしています」と話していました。

富山県内の多くの市町村では25日、小中学校の臨時休校が決まっています。

農家が雪への備え 福井

大雪が予想される中、福井県坂井市では農家が雪への備えに追われました。

坂井市三国町で、かぶを栽培している吉田健一さん(46)は、24日午前中から農業用ハウスの間に積もる雪をとかす融雪装置を点検しました。

吉田さんが機器を操作すると、ハウスの外側に取り付けられたパイプから霧状の水が噴き出していました。

また、農道の除雪作業に備えてトラクターに雪をかき出すための装置を取り付けていました。

大雪が予想される中、福井県は農業用ハウスが倒壊するなどの被害を防ぐため、農家や関係機関に融雪装置の点検や雪が屋根に偏って積もらないよう補強することなどを呼びかけています。

吉田さんは「骨組みの強い農業用ハウスなので、あまり心配はしていませんが、融雪装置で雪をとかすなど早めに対応したいです」と話していました。

福井県坂井農林総合事務所の瀬野早苗主任は「雪による農業被害を防止するため事前の対策を進めてほしい」と話していました。