沖縄 石垣島沖 貨物船が座礁浸水 中国人乗組員19人は全員救助

沖縄県の石垣島の沖合で、強風で流された中国人19人が乗った貨物船が座礁して浸水した事故で、海上保安本部は全員を救助しました。
ただ、付近は国内最大のサンゴ礁が広がる海域で、海上保安本部は油の流出などがないか、警戒を続けることにしています。

第11管区海上保安本部によりますと、24日午前9時半ごろ、沖縄県の石垣島と小浜島の間で中国人19人が乗ったパナマ船籍の貨物船、「シンハイズー2」(8461トン)の乗組員から、「座礁した」と近くにいた巡視船に連絡がありました。

船の乗組員からは、「風に流されてリーフに接近している。タグボートを要請したい」と連絡があり、その後、船は座礁して浸水したということです。

連絡を受けて、海上保安本部がヘリコプターで乗組員をつり上げ、午後1時ごろまでに19人全員を救助しました。

けがをした人はいないということです。

強い寒気の流れ込みに伴い、現場はしけていて、NHKが石垣島に設置しているカメラの映像では、波が激しく船体にぶつかって、時折、船全体が白い波に包まれる中、ヘリコプターが乗組員をつり上げている様子が確認できました。

一方、貨物船が座礁した付近は、「石西礁湖」と呼ばれる国内最大のサンゴ礁海域で国立公園に指定されていて、海上保安本部は船体の損傷による油の流出などがないか、巡視船で警戒を続けることにしています。