長崎 ハウステンボスが平均6%賃上げへ 全社員対象は7年ぶり

長崎県佐世保市にあるテーマパーク「ハウステンボス」は、グループの全社員を対象に平均で6%の賃上げを行うと発表しました。コロナ禍の影響が続くなかでも人材の確保を図る狙いがあります。

社員1000人余りを対象

発表によりますと、ハウステンボスはテーマパークやホテルなどグループ全体の契約社員を含むすべての社員1000人余りを対象に、ことし7月から賃金の引き上げを行います。

具体的には基本給を一律で引き上げるベースアップと定期昇給分を含めて月額の賃金を平均で6%引き上げるとしています。

ハウステンボスは去年9月、香港に拠点を置く投資会社の傘下に入りました。

海外を中心にコロナ禍で大きく落ち込んだ来場客は回復傾向にあるものの、いまも、コロナ禍前の8割にとどまっています。

そうしたなかでもいまの物価の上昇を踏まえ、地元を中心に雇用している社員の定着など人材の確保を図る狙いがあります。

会社が全社員を対象に賃上げを行うのは7年ぶりとなります。

企業に対して賃上げの実現が強く求められるなか、中小企業を含めた地方の企業の間でこうした賃上げの動きがさらに広がることが期待されています。