少子化対策「高等教育の支援も非常に重要」木原官房副長官

少子化対策をめぐり、木原官房副長官は民放の番組で「高等教育の支援も非常に重要だ」と述べ、具体策を議論する中で、教育支援の充実についても検討を進める考えを示しました。

岸田総理大臣が目指す「異次元の少子化対策」をめぐり、木原官房副長官はフジテレビの番組「日曜報道 THE PRIME」で「高等教育の支援も非常に重要だ。岸田総理大臣は、経済的支援の拡充など3つの柱と言っているが、教育も入ってこなければならない」と述べ、教育支援の充実についても検討を進める考えを示しました。

また、将来の収入に応じて柔軟に奨学金などを返還できる「出世払い」の仕組みについて、「高等教育、大学以上だと思うが、検討に値する。すべての子どもが大学に等しく通えるという意味で重要な検討項目だ」と述べました。

一方、新型コロナの感染症法上の位置づけを「5類」に移行することに伴うマスク着用のあり方をめぐり、「皆さんが自分で判断できないといけないので、明確な基準で明確なメッセージを出せるよう、専門家に議論してもらう」と述べました。

また、水際措置の一層の緩和に向けて検討を進めるものの、中国本土からの入国者などを対象に行っている臨時的な水際措置の見直しについては慎重に対応すべきだという認識を示しました。