ゼレンスキー大統領 ダボス会議で戦車の供与など支援求める

ウクライナの首都キーウ近郊でヘリコプターが墜落し、乗っていた内相を含む14人が死亡し、ウクライナ当局は調査チームを設けて墜落の原因を調べています。こうした中、ウクライナのゼレンスキー大統領は世界の政財界のリーダーが集まる通称「ダボス会議」の中で、欧米からの軍事支援について「防空システムや戦車の供給は、ロシア軍の攻撃を上回るものでなくてはいけない」と述べ、さらなる支援を求めました。

ウクライナの首都キーウ近郊でヘリコプターが墜落し、乗っていた内相を含む14人が死亡しました。

霧の中、ヘリコプターが低い高度で飛行していたという情報もあるということで、ウクライナ当局は調査チームを設けて墜落の原因を調べています。

こうした中、ウクライナのゼレンスキー大統領は「ダボス会議」の中で、欧米からの軍事支援について「防空システムや戦車の供給は、ロシア軍の攻撃を上回るものでなくてはいけない」と述べ、欧米各国が供与を表明している戦車や装甲車などについて、さらなる支援を求めました。

ウクライナへの軍事支援をめぐっては、日本時間19日の午後7時からベルリンで行われる、アメリカのオースティン国防長官とドイツのピストリウス国防相の会談でも協議が行われるとみられていて、欧米側が強力な戦車を供与するのかどうかが今後の焦点となっています。