政府 ウクライナへのODA 約78億円の返済期限を延期

ロシアから軍事侵攻を受けているウクライナに対し、政府は、経済的な負担を軽減するため、日本が行っているODA=政府開発援助のうち、ことしの年末までが期限となるおよそ78億円の返済を延期することを決めました。

外務省によりますと、返済を延期するのは、日本がウクライナに行っているODAのうち、去年8月1日からことしの年末までが期限となっているおよそ78億円です。

ウクライナの経済的な負担を軽減するため日本として初めて行う措置で、2027年6月から半年間、10回に分けて支払いを受けることでウクライナ側と合意したとしています。

政府は、引き続きG7=主要7か国をはじめとする国際社会と連携しながら、ウクライナへの支援を継続していくとしています。