日米首脳 今月13日に会談へ 米ホワイトハウス発表

アメリカのホワイトハウスは、バイデン大統領が今月13日に首都ワシントンで岸田総理大臣と首脳会談を行うと発表しました。

アメリカ・ホワイトハウスのジャンピエール報道官は3日、声明でバイデン大統領が今月13日にホワイトハウスで岸田総理大臣と対面での首脳会談を行うと発表しました。

声明では、会談について「両国の政府、経済、国民の関係を一層深める」として、日本、アメリカ、オーストラリア、インドの4か国の枠組み「クアッド」を含めた協力関係の拡大や、自由で開かれたインド太平洋の推進などについてさらに取り組んでいくしています。

さらに「北朝鮮による違法な大量破壊兵器や弾道ミサイル計画、ロシアによる非道なウクライナへの侵攻、それに台湾海峡の平和と安定の維持など、さまざまな課題について協議する」としています。

また、会談でバイデン大統領は日本が防衛力の抜本的な強化に向けて安全保障関連の3つの文書を改定したことや、ことし、G7=主要7か国の議長国を務めることについて、全面的な支持を表明するとしています。

バイデン大統領と岸田総理大臣が対面で会談するのは去年11月にカンボジアの首都プノンペンで会談を行って以来で、岸田総理大臣がワシントンを訪問するのは就任後初めてです。