ウクライナ ロシア軍のものとみられる無人機45機を迎撃と発表

ロシアがウクライナへの軍事侵攻を続け、攻撃を繰り返す中、ウクライナ軍は、31日から1日にかけて、ロシア軍のものとみられる無人機あわせて45機を迎撃したと発表しました。

ウクライナでは現在もロシア軍による攻撃が相次いでいます。

首都キーウの当局は、インフラを標的にしたロシア軍による無人機の攻撃が断続的に続いているとしています。

ロシア軍は31日にもウクライナで大規模な攻撃を行い、キーウの当局によりますと、市内で1人が死亡したほか、日本人のジャーナリスト1人を含む20人がけがをしたということです。

ロシア国防省は、ウクライナで無人機の製造に関連する施設や保管施設を攻撃したとしたうえで「近い将来、ロシアへの破壊工作を行うという計画を阻止した」と主張しました。

これに対してウクライナ軍は、31日の夜から1日未明にかけて、イラン製の無人機によるロシア軍の攻撃があり、あわせて45機を迎撃したと発表しました。

ウクライナのゼレンスキー大統領は「ロシア軍は恐れている。負けているからだ。無人機、ミサイル、ほかのどんなものもロシア軍の助けにはならない。われわれは一致団結しているが、彼らは恐怖とともにいるだけだ」とロシア軍を非難しました。

そして「彼らはウクライナの独立を奪えない」と述べて、改めて領土の奪還を進める考えを強調しました。