
スーパーフライ級王座統一戦 井岡は引き分けで2団体統一ならず
プロボクシング、WBO=世界ボクシング機構スーパーフライ級チャンピオンの井岡一翔選手がWBA=世界ボクシング協会のチャンピオンでアメリカのジョシュア・フランコ選手との王座統一戦に臨み、判定で引き分けて6回目の防衛を果たしたものの、2団体統一はなりませんでした。
WBOスーパーフライ級のチャンピオン、井岡選手は大みそかの31日、東京・大田区でWBAのチャンピオン、フランコ選手との王座統一戦に臨みました。
試合は、井岡選手が序盤から相手に攻め込まれてロープ際に追い込まれる展開が続いたものの、カウンターで的確に有効なパンチを重ねました。
その後、互いにダウンのないまま判定にもつれ込み、引き分けとなりました。
井岡選手は6回目の防衛を果たしたものの2団体統一はなりませんでした。

試合後、井岡選手は「皆さんのご期待に応えられず申し訳ない。勝てなかったがドローでなんとかベルトを守ることができたので、きょうの悔しさを生かしてまた来年も頑張りたい」と話していました。