ロッテ 佐々木朗希 推定年俸8000万円で更改 WBC出場にも意欲

プロ野球で今シーズン史上最年少で完全試合を達成したロッテの佐々木朗希投手が、いずれも推定で5000万円アップの年俸8000万円で来シーズンの契約を結び「試合数を多く投げ、ことしよりもよい内容の投球をして、チームが優勝するための力になりたい」と飛躍を誓いました。

佐々木投手は今シーズン、プロ3年目で初めて開幕ローテーションに入り、4月10日のオリックス戦では史上最年少で完全試合を達成しました。

そして6月までに6勝をあげましたが、夏場以降は右手のまめや疲労の影響で、登板間隔があくケースが増え規定投球回には届かず、20試合に登板し9勝4敗、防御率2.02の成績でした。

佐々木投手は、24日、千葉市の球団事務所で球団と交渉を行い、いずれも推定で5000万円アップの年俸8000万円で来シーズンの契約を結びました。

佐々木投手は「春先はよいスタートを切れましたが、中盤、離脱もあり、後半も成績を落としてしまい、結果的には悔しいシーズンでした」と3年目のシーズンを振り返りました。

そして来シーズンについて「試合数を多く投げ、ことしよりもよい内容の投球をして、チームが優勝するための力になりたい」と意気込みを語りました。

また出場が期待される来年3月のWBC=ワールド・ベースボール・クラシックに向けて、例年より早めにブルペンに入る予定だということで「WBCに選ばれたら何か自分のためになるように吸収したい」と意欲を示しました。