プラスチックごみ削減へ環境に配慮した素材使った製品の展示会

プラスチックごみの削減などにつなげようと、木材の繊維や間伐した竹といった環境に配慮した素材を使った製品の展示会が始まりました。

千葉市の幕張メッセで7日から始まった展示会には、900余りの企業などが参加し、環境に配慮した素材やこうした素材で作られた製品などを出展しています。

このうち、大手製紙メーカーは、木材の繊維を細かくほぐしたバイオマス素材「セルロースナノファイバー」を車体の一部に使用したEV=電気自動車のレースカーを展示しています。

EVは、走行の効率を高めるため軽量化が課題となっていますが、この素材を使えば、従来のプラスチックなどで作られた車体に比べて、最大で60キロほど軽くできるということです。
また、化学品の専門商社は、廃棄される卵の殻を配合した樹脂で作ったかばんやくつなどを展示しています。

これまでの合成皮革と比べて、耐久性は変わらないということです。

このほか会場では、間伐した竹を材料に使ったハンドルなどの自動車部品や、稲のもみ殻を原料にしたせっけんなども展示されていました。
主催した企業の土屋勝利事務局長は「新たな素材の開発は、1社だけでは難しいので、展示会を通じてパートナーなどが見つかり開発が加速するとうれしい」と話していました