岸田首相 モルドバに食料など29億円規模の追加支援を表明

岸田総理大臣は、ウクライナの隣国モルドバのサンドゥ大統領と東京都内で会談し、多くのウクライナ避難民を受け入れているモルドバに対し、食料やエネルギー分野などで29億円規模の追加的な支援を行うことを表明しました。

この中で、岸田総理大臣はロシアによる侵攻を受けて、ウクライナから多くの避難民を受け入れている隣国モルドバの努力に敬意を表したうえで、保健や食料、それにエネルギー分野などで合わせて29億円規模の追加的な支援をすることや、従来から要望のあった財政支援についても日本として真剣に検討する旨を伝えました。

これに対し、サンドゥ大統領からはモルドバが置かれたエネルギー分野を中心とした困難な現状について説明があり、これまでの支援も含めて、日本への謝意が伝えられました。