将棋「竜王戦」第6局 広瀬八段の「封じ手」で初日の対局終える

将棋の八大タイトルの最高峰「竜王戦」の第6局が、鹿児島県で行われ、今年度4つ目のタイトル防衛まであと1勝に迫る藤井聡太五冠(20)が初日の対局を終えました。
「竜王戦」第6局の会場は、鹿児島県指宿市に設けられ、午前9時、藤井五冠の先手で始まりました。

午前中は、大駒の「角」を交換したあと、藤井五冠が先に攻撃を仕掛け、挑戦者の広瀬章人八段(35)が応じる展開となりました。

その後、互いに長考を挟みながら攻めのチャンスをうかがい、午後6時を過ぎたところで、広瀬八段が次の1手を紙に書いて立会人に渡す「封じ手」を行い、初日の対局を終えました。

藤井五冠は、「叡王戦」「棋聖戦」「王位戦」をいずれも制し、「五冠」を維持していて、「竜王戦」は、今年度4回目となるタイトル防衛戦です。

一方、広瀬八段は、4年ぶりの「竜王」獲得を目指しています。

今回の「竜王戦」は、ここまで藤井五冠の3勝2敗で、藤井五冠がタイトル防衛を決めるか、広瀬八段が最終局に持ち込むか注目されます。

2日目の対局は3日午前9時、「封じ手」を開封して再開され、午後には勝敗が決まる見通しです。