EU大統領訪中 習主席にロシアの軍事侵攻終わらせる役割求める

EU=ヨーロッパ連合のミシェル大統領は1日、中国の北京を訪れ、習近平国家主席と会談しました。

ミシェル大統領の報道官によりますと、大統領はロシアによるウクライナへの軍事侵攻をめぐって、中国側に国連の安全保障理事会の常任理事国として、軍事侵攻を終わらせるための役割を果たすよう求めたということです。

また、ロシアが核戦力の使用も辞さない構えを示していることについて、両首脳は、核による脅しは無責任で極めて危険だという認識で一致したとしています。

一方、中国各地で「ゼロコロナ」政策に対する大規模な抗議活動が起きたことについて、具体的にどう言及したのかは明らかにしていません。

ミシェル大統領は記者会見を開いて、習主席とのやり取りなどを明らかにする予定です。