サッカーワールドカップ イランがウェールズに今大会初勝利

サッカーワールドカップカタール大会の1次リーグ、グループBの第2戦、イラン対ウェールズは、イランが2対0で勝って、今大会初勝利を挙げました。

初戦でイングランドに6失点で大敗したイランと、アメリカに引き分けたウェールズとの第2戦は25日、ドーハ近くにあるアハマド・ビン・アリスタジアムで行われました。

前半はボールを保持して攻めるウェールズに対して、イランは堅い守りからカウンターをねらいましたが、ともにチャンスを決めきることができず、0対0で折り返しました。

後半も両チーム無得点が続きましたが、終盤、ウェールズは飛び出したゴールキーパーがイランの選手と交錯して退場処分となり、1人多い状況となったイランが圧倒的に押し込む展開となりました。
そして、アディショナルタイム、イランはディフェンダーのルーズバ・チェシュミ選手がペナルティーエリアの外から均衡をやぶる先制ゴールを決めました。

イランはこのあと追加点も決めてウェールズを突き放し、2対0で勝って初の決勝トーナメント進出に望みをつなぎました。

ウェールズは退場処分もあり、後半はほとんど見せ場をつくることができず、勝ち点を積み上げることはできませんでした。