マレーシア 野党連合を率いるアンワル元副首相が新首相に就任

今月行われたマレーシアの総選挙で最多の議席を獲得した野党連合を率いる、アンワル元副首相が24日、新たな首相に就任しました。
今後、ほかの政党と連立政権をつくる見通しで、政権基盤の安定を図れるかが焦点です。

マレーシアでは今月19日に総選挙が行われ、アンワル元副首相率いる野党連合「希望連盟」が最多の82議席を獲得しましたが、どの政党も過半数の議席を確保できず、連立政権に向けた交渉が続いていました。

こうした中、首都クアラルンプールで24日、アブドラ国王が過半数の支持を得たと判断したとして、アンワル元副首相を首相に任命し、これを受けてアンワル氏が新たな首相に就任しました。

アンワル氏は1990年代、当時首相だったマハティール氏のもとで副首相を務めていましたが、職権乱用などの罪で服役したあと政界に復帰していました。

マレーシアでは、4年前の前回総選挙で独立以来初の政権交代がありましたが、その後首相が2度交代するなど混乱が続いています。

今後、ほかの政党と連立政権をつくる見通しで、政権基盤の安定を図れるかが焦点です。