三菱UFJ 東南アジアでスマホ消費者金融展開の企業の買収発表

金融大手の三菱UFJフィナンシャル・グループは、東南アジアでスマホのアプリを使って消費者金融を展開する企業を、日本円でおよそ870億円で買収すると発表しました。
メガバンクの間で、金融のデジタル化を通じて成長が続く東南アジアの需要を取り込もうという動きが活発になっています。

発表によりますと、三菱UFJフィナンシャル・グループは、傘下にあるタイのアユタヤ銀行などを通じて、オランダの企業が持つインドネシアとフィリピンで消費者金融を展開する現地法人2社を買収します。

買収金額はおよそ6億ユーロ、日本円にしておよそ870億円で、来年6月をめどに手続きを終えたいとしています。

買収する2社は、インドネシアとフィリピンで電化製品などを購入する顧客に、スマホのアプリでローンの審査から返済までを一貫して行うサービスを展開しています。

三菱UFJとしては、拡大する東南アジアの中間層の需要を取り込みたいねらいです。

長引く低金利などで国内の収益環境が厳しさを増す中、
▽みずほ銀行も、ことし2月に、フィリピンで店舗を持たずにスマホで融資などのサービスを展開する企業に出資したほか、
▽三井住友銀行も、傘下のインドネシアの銀行がスマホを通じたサービスに力を入れるなど、
成長が続く東南アジアで金融のデジタル化を強化する動きが広がっています。