米FRB会合 “利上げペース 近く緩めるのが適切”との主張多く

アメリカの中央銀行にあたるFRB=連邦準備制度理事会は、今月の会合で記録的なインフレを抑えこむため、政策金利を0.75%引き上げることを決めました。0.75%の大幅な利上げは4回連続で、異例の急速な利上げが続いています。

23日に公表されたこの会合の議事録によりますと、利上げなどの金融引き締めは金利の影響を受けやすい住宅や企業投資の一部にはっきりと表れていると指摘しました。そして多くの参加者が近いうちに利上げペースを緩めることが適切になるだろうと主張していたことが分かりました。

一方で、さまざまな参加者がインフレはほとんど収束の兆しが見えていないと指摘し、インフレを抑え込むために最終的な金利の水準はこれまでの見通しよりいくぶん高くなると予想しています。

アメリカでは先月の消費者物価指数の上昇率が8か月ぶりに8%を下回りましたが、FRBが目指す物価水準を大幅に上回っています。来月の会合で利上げペースを縮小するのか、また、今後の金利の見通しをどのように示すのかが焦点となります。