エルサレム 2か所で爆発 1人死亡20人余りけが テロ疑いで捜査

中東のエルサレムで23日、連続して2か所で爆発が起き、付近にいたイスラエル人1人が死亡したほか、20人余りがけがをしました。犯行声明は出ていませんが、パレスチナのイスラム組織ハマスは爆発を称賛する声明を出しており今後緊張が高まることも懸念されます。

エルサレムで23日朝、イスラエル人が多く暮らす地区にあるバス停で爆発が起き、さらにその30分後には、エルサレムの別の場所でも爆発がありました。

この2件の爆発で、付近にいた人たちがけがをして病院に運ばれ、現地の警察によりますと、イスラエル人1人が死亡したほか、20人以上がけがをしました。

エルサレムで連続的な爆発が起きるのは近年ではまれで、現地メディアによりますと、爆発物には大量のくぎなどが仕掛けられていたとみられ、警察は2件の爆発は何者かが連携して起こしたテロの疑いがあるとみて背景などの捜査を進めています。
爆発について犯行声明は出されていませんが、パレスチナのイスラム組織ハマスは「エルサレムでの出来事はイスラエルによる占領の産物だ」と称賛する声明を出しています。

今回の爆発は、イスラエルで今月1日に行われた総選挙の結果を受け、ネタニヤフ元首相が、パレスチナに対し史上最も強硬な政権の樹立を目指し、パレスチナ人の追放などを訴える極右政党などとの連立交渉を進めているなかで起きていて、今後緊張が高まることも懸念されます。