NY原油市場 先物価格が乱高下 サウジアラビア減産否定で

中東のサウジアラビア政府は、主な産油国でつくるOPECプラスが増産を議論するとした報道を否定するコメントを発表し、さらなる減産の可能性も示唆しました。

ニューヨーク原油市場では、国際的な原油の先物価格が一時、1バレル=75ドル台まで下落したあと、80ドル台まで上昇し、乱高下しました。

アメリカの経済紙、ウォール・ストリート・ジャーナルは21日、サウジアラビアが主導するOPEC=石油輸出国機構とロシアなどの主な産油国でつくるOPECプラスが、12月4日に予定している会合で、日量50万バレルの増産が議論されると伝えました。

これについて、サウジアラビアのアブドルアジズ・エネルギー相は国営通信を通じて「断固として否定する」というコメントを発表し「減産をする必要があれば、いつでも介入する準備ができている」として、さらなる減産の可能性も示唆しました。

21日のニューヨーク原油市場では、報道を受けて国際的な原油取り引きの指標となるWTIの先物価格がおよそ10か月ぶりに一時、1バレル=75ドル台まで下落しました。

しかし、サウジアラビア政府がコメントを発表したあとは、1バレル=80ドル台まで再び上昇し、乱高下しました。