円相場 小幅な値動き ポーランドにミサイル落下で売り買い交錯

16日の東京外国為替市場は、ロシア製のミサイルがポーランド領内に落下し、2人が死亡したと伝えられたことをめぐって売り買いが交錯し、円相場は小幅な値動きとなりました。

16日午後5時時点の円相場は、前日と比べて4銭円安ドル高の1ドル=139円37銭~39銭となっています。

一方、ユーロに対しては、前日と比べて3銭円高ユーロ安の1ユーロ=144円98銭~145円02銭となっています。

ユーロはドルに対して、1ユーロ=1.0402~04ドルでした。

市場関係者は「ミサイル落下のニュースを受けて、ウクライナ情勢に対する緊迫感が高まったが、アメリカのバイデン大統領が『ロシアから発射されたとは考えにくい』と発言したことなどを受けて、こうした状況はいくぶん和らいだ。さまざまな情報が出る中で、売り買いが交錯する展開となり、円相場は小幅な値動きとなった」と話しています。