コロナ感染者増加傾向 薬局は検査キットの在庫確保進める 千葉

新型コロナウイルスの感染者数が増加傾向にある中、千葉県内の薬局では抗原検査キットを買い求める人が増え始めていて、薬局では在庫の確保を進めています。

千葉県印西市にある薬局では、抗原検査キットの売り上げが1週間前は1日に5個程度でしたが、最近は1日におよそ20個のペースで売れているということです。

15日は家族で大分県に旅行に行くという60代の男性が訪れ、薬剤師の説明を受けたうえでキットを購入していました。

男性は「旅行で人との接触もあるので、念には念を入れて検査をしようと思います」と話していました。

この薬局では、感染の第7波では1日におよそ120個のキットが売れる日もあったうえ、発注しても新しいキットが届かずに品切れが1週間以上続くこともあったということです。

このため薬局では早めの在庫確保を進めていて、15日時点で300個以上のキットを用意しているということです。

「くすりの福太郎千葉ニュータウン店」の薬剤師の津田奈央子さんは「先週末から販売数が急に増え始めているので、早めに在庫を確保して、品切れでご迷惑をおかけしないようにしたい」と話していました。