スピードスケートW杯 女子1500m 高木美帆が優勝 連勝を「5」に

スピードスケートの今シーズンのワールドカップ初戦は12日、ノルウェーで2日目の競技が行われ、女子1500メートルで、この種目の世界記録を持つ高木美帆選手が1分56秒55で優勝しました。

今シーズンのスピードスケートのワールドカップ初戦は11日からノルウェーで始まり、12日に行われた2日目の競技のうち、女子1500メートルにはこの種目の世界記録保持者で、ことし2月の北京オリンピックで銀メダルを獲得した高木選手が出場しました。

最終10組目の高木選手は、前半の700メートルを全体4番目のタイムで通過すると、後半は強みの持久力を生かし、減速を抑えた粘りの滑りを見せて、1分56秒55でフィニッシュし、2位に1秒近くの差をつけて優勝しました。

これで高木選手は、出場したワールドカップのこの種目での連勝を5に伸ばしました。

また、男子500メートルでは、この種目の国内最高記録を持ち北京オリンピックで8位に入賞した村上右磨選手が、持ち味のスタートからの加速で最初の100メートルを全体トップのタイムで通過すると、その後もスピードに乗って34秒70でフィニッシュし、優勝を果たしました。

3人一組で隊列を組み、6周のタイムを競う女子団体パシュートは、高木選手と佐藤綾乃選手、堀川桃香選手が出場し、3分2秒90で3位でした。