【全選手紹介】日本代表26人 経歴・特徴 ワールドカップ2022

サッカーのワールドカップカタール大会に臨む日本代表メンバー26人、全選手を詳しく紹介します。森保監督はゴールキーパー以外のポジションについては詳しく言及しませんでしたが、ことし9月の強化試合のメンバー選考などをもとに、選手をポジションごとに並べています。

川島永嗣(かわしま・えいじ)

川島永嗣選手は、さいたま市出身の39歳。フランス1部リーグのストラスブールに所属するゴールキーパーです。ワールドカップのメンバーに選ばれたのは4大会連続4回目となります。的確な予測でシュートを防ぐ高い守備力が持ち味で、ワールドカップでは前回のロシア大会まで3大会連続ですべての試合にフル出場しました。今大会に向けた予選や強化試合での出場機会は限られたものの日本代表の中心選手として長年にわたって活躍してきた豊富な経験や実績から、チームを精神的に支える役割も期待されます。

【主な代表歴】
▽2018W杯 ロシア大会 ▽2014W杯 ブラジル大会 ▽2010W杯 南アフリカ大会 ▽2003 Uー20W杯

権田修一(ごんだ・しゅういち)

権田修一選手は東京出身の33歳。J1の清水エスパルスに所属するゴールキーパーです。ワールドカップのメンバーに選ばれたのは2014年のブラジル大会に続いて2回目です。確実なセービングや、果敢な飛び出しが持ち味でJ1のFC東京でデビューしたあと、オーストリアやポルトガルといった海外のリーグでもプレーした経験があります。2012年のロンドンオリンピックでは23歳以下の代表として出場し準々決勝までの4試合を完封するなど日本のベスト4進出に貢献しました。年齢制限のない日本代表としてはこれまでに33試合に出場し、今大会のアジア最終予選では9試合に先発しました。ことし9月に行われたアメリカとの強化試合で背中を痛めて代表での活動を途中離脱しましたが今回、メンバー入りを果たしました。

【主な代表歴】
▽2014W杯 ブラジル大会 ▽2012 ロンドン五輪

シュミット ダニエル

シュミット ダニエル選手はアメリカ出身の30歳。ベルギー1部リーグのシントトロイデンに所属するゴールキーパーです。今回、初めてワールドカップのメンバーに選ばれました。身長1メートル97センチの長身を生かしたロングボールへの対応や攻撃の起点となる正確なキックが持ち味で日本代表ではこれまでに11試合に出場して与えた得点は8点にとどめ、安定した活躍を見せています。9月に行われたエクアドルとの強化試合では相手のペナルティーキックを止めて無失点に抑えるなど存在感を高めていました。

【主な代表歴】
特になし

長友佑都(ながとも・ゆうと)

長友佑都選手は愛媛県西条市出身の36歳。J1のFC東京に所属するディフェンダーです。ワールドカップのメンバーに選ばれたのは4大会連続4回目です。イタリア1部のインテルやフランス1部のマルセイユなどヨーロッパの強豪クラブで長くプレーした経験豊富なサイドバックで、身長1メートル70センチと小柄ながら運動量を生かした粘り強い守りと積極的な攻撃参加でチームに貢献します。日本代表では左右両方をこなせるサイドバックとして活躍し、これまでの通算で歴代2位の※137試合に出場しています(※2022年11月1日時点)。ワールドカップでは2010年の南アフリカ大会から3大会連続で試合に出ており、日本代表として初めてとなる4大会連続での試合出場を狙います。

【主な代表歴】
▽2018W杯 ロシア大会 ▽2014W杯 ブラジル大会 ▽2010W杯 南アフリカ大会▽2003 Uー20W杯

吉田麻也(よしだ・まや)

吉田麻也選手は長崎市出身の34歳。ドイツ1部リーグのシャルケに所属するディフェンダーです。ワールドカップのメンバーに選ばれたのは3大会連続3回目となります。
日本代表では最終ラインの中央付近を主に守るセンターバックとして守備の要を担うとともに持ち前のリーダーシップでキャプテンとしてもチームをまとめてきました。1メートル89センチの長身を生かした競り合いの強さが持ち味でイングランドプレミアリーグやイタリア1部リーグなど、海外でのプレー経験も豊富です。日本代表としてはこれまでに※歴代4位となる121試合に出場しています(※2022年11月1日時点)。去年の東京オリンピックでは年齢制限のないオーバーエイジ枠としてメンバー入りし、キャプテンを務めるなど、森保監督から厚い信頼を得ています。

【主な代表歴】
▽2020 東京五輪 ▽2018W杯 ロシア大会 ▽2014W杯 ブラジル大会 ▽2012 ロンドン五輪 ▽2008 北京五輪

酒井宏樹(さかい・ひろき)

酒井宏樹選手は千葉県出身の32歳。J1の浦和レッズに所属するディフェンダーです。ワールドカップのメンバーに選ばれたのは3大会連続3回目となります。フィジカルの強さに加え、豊富な運動量や正確なクロスボールにも定評があり、おととしまで5シーズン、フランス1部リーグの強豪・マルセイユでプレーするなど、海外での経験も豊富です。日本代表では主に右サイドバックとしてプレーし、※通算71試合に出場しています(※2022年11月1日時点)。けがの影響もあって、ことし2月のアジア最終予選のサウジアラビア戦に出場して以降、代表メンバーから外れていましたが、9月の活動では復帰し、アメリカとの強化試合に先発出場して1対1の局面で強度の高い守備を見せるなど、順調な回復ぶりを示していました。

【主な代表歴】
▽2020 東京五輪 ▽2018W杯 ロシア大会 ▽2014W杯 ブラジル大会 ▽2012 ロンドン五輪

谷口彰悟(たにぐち・しょうご)

谷口彰悟選手は熊本市出身の31歳。J1の川崎フロンターレに所属するディフェンダーです。今回、初めてワールドカップのメンバーに選ばれました。当たり負けしない安定感の高い守備が持ち味で最終ラインの中央付近を守るセンターバックを務めます。日本代表では、2015年に初めて招集されて2試合に出場すると、2017年には1試合出場しましたが、その後は代表から遠ざかっていて4年ぶりの招集となった去年6月から代表入りが続くようになりました。ことし2月に行われたアジア最終予選のサウジアラビア戦では、それまで主力として先発を務めてきた吉田麻也選手や冨安健洋選手がケガで欠場する中、代わって出場し、チームを完封勝ちに導きました。また、フロンターレではチームのキャプテンを務め、昨シーズンまでJ1の2連覇に貢献し、2年連続でベストイレブンにも選ばれています。

【主な代表歴】
特になし

山根視来(やまね・みき)

山根視来選手は横浜市出身の28歳。J1の川崎フロンターレでプレーするディフェンダーです。今回、初めてワールドカップのメンバーに選ばれました。右サイドバックとして、粘り強い守備の強さに加え、積極的な攻撃への参加を持ち味にしています。
去年3月に、横浜市で行われた韓国との強化試合では、日本代表として初出場を果たすと、前半に先制ゴールを決めました。フロンターレでも右サイドバックとして昨シーズンまでJ1の2連覇に貢献し、2年連続でベストイレブンにも選ばれています。

【主な代表歴】
特になし

板倉滉(いたくら・こう)

板倉滉選手は横浜市出身の25歳。ドイツ1部リーグのメンヘングラートバッハに所属するディフェンダーです。今回、初めてワールドカップのメンバーに選ばれました。
1対1での粘り強い守備に加え空中戦での強さが持ち味です。さらにパスも得意としていて、センターバックに加えて中盤のボランチもこなすことができます。日本代表では通算※12試合に出場し、6月に行われたブラジル戦ではセンターバックとしてネイマール選手などと対じして安定した守備を見せました(※2022年11月1日時点)。今シーズン加入したドイツ1部のメンヘングラートバッハでも開幕戦からセンターバックで先発を任され、主力を担っていましたが、9月の練習中にひざのじん帯を部分断裂するけがを負ったため、9月に行われた日本代表の合宿には参加せず、本大会に向けてけがの回復に専念していました。

【主な代表歴】
▽2020 東京五輪 ▽2017 U-20W杯

中山雄太(なかやま・ゆうた)

中山雄太選手は茨城県出身の25歳。イングランド2部のハダースフィールドでプレーするディフェンダーです。今回、初めてワールドカップのメンバーに選ばれました。
粘り強く堅実な守備と正確なパスが持ち味で、ワールドカップに向けてはベテランの長友佑都選手などと左サイドバックのポジションを争い、強化試合などでアピールを続けてきました。日本代表では、年齢制限のない代表戦に※17試合出場しているほか、東京オリンピックのメンバーにも選ばれチームのベスト4進出に貢献しました(※2022年11月1日時点)。

【主な代表歴】
▽2020 東京五輪 ▽2017 Uー20W杯

冨安健洋(とみやす・たけひろ)

冨安健洋選手は福岡県出身の23歳。イングランドプレミアリーグのアーセナルでプレーするディフェンダーです。今回、初めてワールドカップのメンバーに選ばれました。1メートル87センチの長身を生かした空中戦での競り合いや1対1での強さ、それにスピードも持ち合わせている総合力の高い選手でイングランドプレミアリーグでも堅実な守備が高く評価されています。日本代表では、ふくらはぎや太もものけがの影響もあり、去年11月のアジア最終予選からしばらく出場機会はありませんでしたが、ことし9月のアメリカとの強化試合で復帰を果たすとキレのある動きを見せて復調ぶりをアピールしました(※年齢は2022年11月1日時点)。

【主な代表歴】
▽2020 東京五輪 ▽2017 Uー20W杯

伊藤洋輝(いとう・ひろき)

伊藤洋輝選手は静岡県出身の23歳。ドイツ1部リーグのシュツットガルトに所属するディフェンダーです。今回、初めてワールドカップのメンバーに選ばれました。身長1メートル88センチの体格を生かした球際に強い守備に加えスピードも持ち味でロングパスの精度にも定評があります。プロとしてのキャリアをスタートさせたJリーグのジュビロ磐田では主にミッドフィルダーとして出場していましたが、シュツットガルトでセンターバックやサイドバックとして頭角を現し、ことし6月の強化試合ではじめて代表に招集されました。

【主な代表歴】
▽2019 Uー20W杯

柴崎岳(しばさき・がく)

柴崎岳選手は青森県出身の30歳。スペイン2部リーグのレガネスに所属するミッドフィルダーです。ワールドカップのメンバーに選ばれたのは2大会連続2回目となります。視野の広さを生かした正確なパスが持ち味で、日本代表では2012年に初めて選ばれてからこれまで※59試合に出場しています(※2022年11月1日時点)。前回のロシア大会では1次リーグから決勝トーナメントまでの4試合すべてで先発出場しました。今大会に向けてはアジア最終予選の途中から控えに回る機会が多くなっていますが、長年代表でプレーしてきた経験や技術などが評価されています。

【主な代表歴】
▽2018W杯 ロシア大会 ▽2009 U-17W杯

遠藤航(えんどう・わたる)

遠藤航選手は神奈川県出身の29歳。ドイツ1部リーグ、シュツットガルトに所属するミッドフィルダーです。ワールドカップのメンバーに選ばれたのは2大会連続2回目となります。持ち味の球際の強さとボールを奪う力に加えてドイツ1部でボールをキープする能力にも磨きをかけて昨シーズンまで2シーズン連続で「デュエル」と呼ばれる1対1の局面での勝利数がリーグトップに輝きました。日本代表では主にボランチとしてプレーし、通算※28試合に出場し攻守の要としてアジア最終予選では本大会出場を決めた後のベトナム戦を除くすべての試合で先発を任されました(※2022年11月1日時点)。森保監督の信頼も厚く、吉田麻也選手が欠場した試合ではゲームキャプテンも務めます。

【主な代表歴】
▽2020 東京五輪 ▽2018W杯 ロシア大会 ▽2016 リオデジャネイロ五輪

伊東純也(いとう・じゅんや)

伊東純也選手は神奈川県横須賀市出身の29歳。フランス1部リーグのスタッド・ランスに所属し、クラブではフォワードやミッドフィルダーを務めています。今回、初めてワールドカップのメンバーに選ばれました。スピードを生かしたドリブルを最大の持ち味とする右サイドの選手で、精度の高いクロスボールで得点をアシストすることを最も得意としていますが、中に切り込んでみずからゴールを奪う能力にも秀でています。アジア最終予選では日本選手最多に並ぶ4試合連続ゴールをマークし、チームのワールドカップ出場に大きく貢献しました。日本はアジア最終予選の10試合で12得点をマークしましたが伊東選手の4得点はチーム最多となります。また、攻撃の中心選手として期待をかけられて今シーズン加入したスタッド・ランスではリーグ戦で2試合連続ゴールをマークするなど好調をキープしていて、日本代表でも9月に行われたアメリカとの強化試合で先制ゴールの起点になるなど存在感を発揮していました。

【主な代表歴】
特になし

浅野拓磨(あさの・たくま)

浅野拓磨選手は三重県菰野町出身の27歳。ドイツ1部リーグのボーフムに所属するフォワードです。今回、初めてワールドカップのメンバーに選ばれました。抜群のスピードで相手のディフェンスの背後を突く動きに加え、スタミナを生かした前線からの守備にも定評があります。前回のロシア大会では直前の強化試合まで代表に招集されていながら落選し「サッカー人生で一番」という悔しさをばねに、そこからトレーニング方法や食事を見直すなどレベルアップに努めてきました。9月に所属クラブの試合でケガをして離脱し、出場が危ぶまれましたがメンバー入りを果たしました。

【主な代表歴】
▽2016 リオデジャネイロ五輪

南野拓実(みなみの・たくみ)

南野拓実選手は大阪出身の27歳。フランス1部リーグのモナコに所属し、フォワードやミッドフィルダーを務めます。今回、初めてワールドカップのメンバーに選ばれました。シュートやパスの精度に加えドリブルの技術なども高い選手で、サイドやトップ下など攻撃的なポジションを複数こなすことができます。また、イングランドプレミアリーグのリバプールなどの海外のクラブでのプレーの経験も豊富です。日本代表ではこれまで※43試合に出場し、持ち味の攻撃的な能力を生かして17得点をマークしています(※2022年11月1日時点)。

【主な代表歴】
▽2016 リオデジャネイロ五輪 ▽2011 U-17W杯

守田英正(もりた・ひでまさ)

守田英正選手は大阪府出身の27歳。ポルトガル1部リーグのスポルティングに所属するミッドフィルダーです。今回、初めてワールドカップのメンバーに選ばれました。
相手のボールを奪う守備力や攻撃の起点となる正確なパスが持ち味で、こぼれ球への反応など瞬時の判断にもすぐれています。日本代表ではこれまで※17試合に出場し、アジア最終予選では遠藤航選手などとともに中盤を支え、日本の7大会連続となる本大会出場に大きく貢献しました(※2022年11月1日時点)。

【主な代表歴】
特になし

鎌田大地(かまだ・だいち)

鎌田大地選手は愛媛県出身の26歳。ドイツ1部リーグのフランクフルトに所属するミッドフィルダーです。今回、初めてワールドカップのメンバーに選ばれました。足元の技術やパスの精度が高く中盤での攻撃の組み立てを得意としています。ゴール前での巧みなポジション取りにもすぐれ精度の高いシュートでみずから得点することもできます。フランクフルトでは昨シーズン、ヨーロッパチャンピオンズリーグに次ぐ大会のヨーロッパリーグに出場し、スペイン1部の強豪、バルセロナを破るなどしてチームの42年ぶりとなる優勝に貢献しました。今シーズンはリーグ戦序盤から好調をキープし、10試合を終えた時点で6ゴールを挙げて自身のシーズン自己最多のゴール数を上回っていました。日本代表では9月のアメリカとの強化試合では攻撃の司令塔、「トップ下」として先発起用され先制ゴールをマークするなど、存在感を発揮していました。

【主な代表歴】
特になし

相馬勇紀(そうま・ゆうき)

相馬勇紀選手は東京出身の25歳。J1の名古屋グランパスに所属し、クラブではミッドフィルダーやフォワードとしてプレーしています。身長1メートル66センチと小柄ながら豊富な運動量とスピードを生かしたドリブルや相手の裏への抜け出しが持ち味で、サイドでのプレーを得意としています。今回、初めてワールドカップのメンバーに選ばれました。日本代表としてはJリーグの選手だけで臨んだことし7月の東アジア選手権で3得点をマークするなど活躍し大会MVPと得点王に輝きました。9月に行われたメンバー発表前、最後の強化試合となったエクアドル戦では途中出場して得意のドリブル突破などから攻撃陣を活性化させてアピールしていました。

【主な代表歴】
▽2020 東京五輪

三笘薫(みとま・かおる)

三笘薫選手は川崎市出身の25歳。イングランドプレミアリーグのブライトンに所属するミッドフィルダーです。今回、初めてワールドカップのメンバーに選ばれました。
最大の持ち味は緩急をつけたドリブル突破で、精度の高いパスやシュートにつなげる攻撃的なセンスが光ります。今シーズン加入したイングランドプレミアリーグのブライトンでは主にサイドのプレーヤーとして途中出場して得意のドリブル突破で攻撃を活性化させるなど存在感を示しています。日本代表では去年11月のアジア最終予選、オマーン戦で初出場して決勝点をアシストしたほか、ことし3月のオーストラリア戦でも途中出場ながら2点をあげて日本のワールドカップ出場に貢献しました。9月のアメリカとの強化試合でも途中出場でゴールを挙げるなど、通算※9試合の出場で5得点をマークし、攻撃の切り札として期待されています(※2022年11月1日時点)。

【主な代表歴】
▽2020 東京五輪

前田大然(まえだ・だいぜん)

前田大然選手は大阪出身の25歳。スコットランドプレミアリーグのセルティックに所属するフォワードです。今回、初めてワールドカップのメンバーに選ばれました。50メートル5秒台の俊足を生かしてディフェンスの裏を取る動きが持ち味で、決定力にすぐれ、豊富な運動量で前線からの守備でも貢献します。昨シーズンはJ1の横浜F・マリノスで23得点をあげて初の得点王とベストイレブンを獲得し、東京オリンピックのメンバーにも選ばれました。ことし1月からセルティックでプレーし、昨シーズンはリーグ戦で6点を挙げるなど結果を残し、今シーズンはヨーロッパのクラブチームの頂点を争うヨーロッパチャンピオンズリーグに出場するなど着実に経験を積んでいます。日本代表としてはことし6月のガーナ戦で初得点をマークしたほか、9月のアメリカ戦では激しい守備から味方のチャンスにつなげ、存在感を見せていました。

【主な代表歴】
▽2020 東京五輪

堂安律(どうあん・りつ)

堂安律選手は兵庫県尼崎市出身の24歳。ドイツ1部リーグ、フライブルクに所属するミッドフィルダーです。今回、初めてワールドカップのメンバーに選ばれました。利き足の左足を巧みに使った力強いドリブルと高いシュート技術を備えた攻撃的なミッドフィルダーで、フィジカルの強さや豊富な運動量を生かして守備でも貢献します。
今シーズン加入したドイツ1部のフライブルクではリーグの開幕戦でいきなりゴールを挙げるなど、主力としてチームを引っ張っています。去年の東京オリンピックではエースナンバーの10番を背負い攻撃の中心を担ったほか、日本代表では通算※28試合に出場し、3点を挙げています(※2022年11月1日時点)。

【主な代表歴】
▽2020 東京五輪 ▽2017 U-20W杯

上田綺世(うえだ・あやせ)

上田綺世選手は茨城県出身の24歳。ベルギー1部リーグの、セルクルブリュージュに所属するフォワードです。今回、初めてワールドカップのメンバーに選ばれました。
ディフェンスの背後を狙う動きにすぐれ、身長1メートル82センチの高さを生かしたヘディングや、強烈なシュートも持ち味としています。J1の鹿島アントラーズでは今シーズン途中までで10得点をマークし、7月にセルクルブリュージュに移籍しました。去年の東京オリンピックのメンバーにも選ばれ、準々決勝のニュージーランドとのペナルティーキック戦では1人目としてゴールを決め、勝利に貢献しました。

【主な代表歴】
▽2020 東京五輪

田中碧(たなか・あお)

田中碧選手は川崎市出身の24歳。ドイツ2部リーグのデュッセルドルフに所属するミッドフィルダーです。今回、初めてワールドカップのメンバーに選ばれました。精度の高いパスを駆使した攻撃の組み立てを持ち味とし、ゲームをコントロールする能力にたけた中盤の選手で、去年の東京オリンピックでは攻守でチームを支えるボランチとしてすべての試合に先発出場しました。去年10月に行われたアジア最終予選のオーストラリア戦で中盤の一角として先発に抜てきされると先制ゴールを挙げるなど活躍しました。そこから田中選手が先発した6試合でチームは6連勝し、日本のワールドカップ出場を決めた立て役者の1人になりました。

【主な代表歴】
▽2020 東京五輪

久保建英(くぼ・たけふさ)

久保建英選手は川崎市出身の21歳。スペイン1部リーグ、レアルソシエダードに所属するミッドフィルダーです。今回、初めてワールドカップのメンバーに選ばれました。利き足の左足から繰り出す緩急自在のドリブルに加えて、パスやシュートの技術も高いミッドフィルダーです。日本代表では18歳と5日と史上2番目の若さでデビューを果たすと、ここまで通算※19試合に出場し、1得点をマークしています(※2022年11月1日時点)。今シーズンから加入したレアルソシエダードではツートップの一角や左サイドとして起用され、開幕戦で決勝ゴールを挙げるなど、好調をキープしています。9月に行われたアメリカとの強化試合では左サイドとして先発出場するとトップ下に入った鎌田大地選手とのコンビネーションで相手ゴールに迫り、好調ぶりを示していました。

【主な代表歴】
▽2020 東京五輪 ▽2017 U-20W杯 ▽2017 U-17W杯

森保一(もりやす・はじめ)監督

森保一監督は長崎市出身の54歳。監督としてワールドカップで指揮を執るのは初めてです。J1のサンフレッチェ広島を率いて3回のリーグ優勝に導き、日本代表では2018年のワールドカップロシア大会でコーチとして西野朗監督を支え、大会後に監督に就任しました。去年夏の東京オリンピックでも指揮を執り、2大会ぶりにベスト4に進みましたが、準決勝でスペインに、3位決定戦でメキシコに敗れて53年ぶりのメダル獲得はなりませんでした。去年9月に始まったアジア最終予選は1勝2敗と苦しいスタートでしたが、10月のオーストラリア戦でフォーメーションを変えてチームを立て直すと、そこから6連勝して7大会連続となる本大会出場を決めました。

これまでのワールドカップで指揮を執った日本人監督は▽1998年のフランス大会と2010年の南アフリカ大会で監督を務めた岡田武史氏と▽2018年のロシア大会でチームを率いた西野朗氏の2人がいますが、いずれも前の監督が任期途中で退いたことを受けたものでした。森保監督は4年前に就任して長期的なチーム作りを任されていて予選から本大会まで一貫して指揮を執る初めての日本人監督となります。