「餃子の王将」社長射殺 バイクに九州で流通のカバーかけ隠す

9年前、「餃子の王将」を展開する会社の社長が京都市の本社前で銃撃され死亡した事件で、殺人などの疑いで逮捕された工藤会系の暴力団幹部が逃走に使ったとみられるバイクは事件後、カバーをかけて隠されていたことが捜査関係者への取材でわかりました。

平成25年に、「王将フードサービス」の京都市の本社前で、社長だった大東隆行さん(当時72)が拳銃で撃たれて死亡した事件で、警察は福岡県の特定危険指定暴力団・工藤会系の暴力団幹部、田中幸雄容疑者(56)を殺人などの疑いで逮捕し、銃撃の実行役とみて調べています。

これまでの捜査では事件の4か月後、現場から1.5キロほど離れた場所で盗難バイクが見つかり、ハンドルからは銃を発射した際に残る硝煙反応が確認されています。

警察は田中容疑者がこのバイクを逃走に使ったとみていますが、放置されていた場所ではカバーがかけられ、隠された状態だったことが捜査関係者への取材でわかりました。

カバーは、盗難バイクの所有者のものではなく、警察が流通経路を調べたところ、九州地方を中心に展開するホームセンターで主に販売されていたということです。

警察は、当時、福岡県内に住んでいた田中容疑者が事前に準備し、発覚を遅らせようとした疑いがあるとみて調べています。