北九州 商店街で火災 別の商店街で火災相次ぎ対策進める中で
1日午後、北九州市八幡東区の商店街で火災が起き複数の建物が焼けました。けが人の情報はないということですが北九州市ではことし2度にわたって別の商店街で大規模な火災が起きていて消防が商店街の火災対策を進めていました。
1日午後3時20分ごろ北九州市八幡東区の「枝光本町商店街」の建物から火が出ていると消防に通報がありました。
消防車など29台が出て消火活動を行い、火はおよそ6時間後の午後9時に消し止められましたが、消防や警察によりますと複数の建物に延焼しました。けが人の情報はないということです。
ホームページによりますと枝光本町商店街は食品店や雑貨店などおよそ30の店舗が営業していて、NHKのヘリコプターが撮影した映像では、商店街の複数の建物が焼けている様子が確認でき一部の屋根は焼け落ちて骨組みが見えています。
北九州市ではことし4月と8月に小倉北区の旦過市場で大規模な火災が起き、消防が建物が密集する商店街で注意を呼びかけるなど火災対策を進めていたところでした。
枝光本町商店街連合会の甲斐信雄会長は「4月の旦過市場の火事のあと消防が点検に来て消火器も新しくしたばかりだった。ことばも出ないです」と話していました。
警察と消防は2日、現場で被害の状況や火災の原因などを詳しく調べることにしています。