大谷翔平 15勝目 規定投球回まで残り1回に【試合後 一問一答】

大リーグ、エンジェルスの大谷翔平選手が29日、アスレティックス戦で8回無失点に抑え、今シーズン15勝目をあげました。8回途中までノーヒットに抑える快投で、シーズン規定投球回の到達にも残り1回としました。
試合後、球場の会見場で日米のメディアの質問に答えた一問一答です。

常に(ノーヒットノーラン)それくらいの気持ちで

Q.人生でいつかノーヒットノーランを達成したいという気持ちはあるか。

A.ゲームが始まる前は常に、それくらいの気持ちで投げにいっている。毎試合そういう気持ちで一応いっている。

Q.きょうは達成できると思ったか。

A.正直、劇的にはあまりまっすぐも速くはなかったし、スライダーがよかったのが今     夜よかったところかなとは思う。正直8回まで投げたよりは、調子自体はそこまでだったのかなと思う。

Q.ストレートが少なかったのはゲームプラン通りだったのか。

A.ある程度プラン通りには投げたが、自分でバッターのスイングとかを見て。どんな球種が打ちづらいスイングなのかなというのを見ながら。ほとんどあまり対戦した経験のないバッターが多かったので、自分で見て感じたとおりに投げた。

打たれたのは(ボールが)高いなという印象

Q.初ヒットを打たれて、セカンドに向かってジェスチャーしたが。

A.あれは1アウトだと思って、セカンドに誰が入るのかを確認したが、フレッチ(フレッチャー選手)に「2アウトだよ」と言われてこうなった(顔の前で手を振りかざす)

Q.打たれたヒットは2本とも追い込んでからだったが、狙い通りのボールだったのか。

A.そうですね、1本目に関しては高いなという印象。コースはよかったが、高いなという印象が最終的にはあるかなと思う。やっぱりコンタクトされると、ああいう間を飛ぶ打球というのが出てくる。2アウトだったし、しっかりと三振でベンチに戻るというのがベストだったかなと思う。

去年よりも自信を持ってプレーしている

Q.全体的に去年よりいいシーズンを送っている実感は。

Aそれは思う。去年やってみて明らかに、ことしの方が全体的な数字もいい。自分でプレーしている感じも、去年よりも自信を持ってプレーしていると思っているので。
去年MVPをとったが、その中で、それよりもいいシーズンを送れているのは自信にし ていいのかなと思う。

Q.MVPコールもあったが、MVP競争についてはどう思っているか。

A.まあそれに関しては、記者の皆さんの方が詳しいかなと思っているので(笑)。
本当に1試合1試合やることをやっていきたいなと思っているし、ジャッジ選手に関 しても楽しみに見ている。61本目も見たし、いちファンとして楽しませてもらっているなと思っている。

Q.ノーヒットノーラン以外で、まだ達成していないことで最も達成したいことは。

A.ノーヒットノーラン以前にまず、9回を投げきったことが、こっち(アメリカ)ではまだないので。きょうできれば良かったが、まずはそういう初歩的なというか。レベル的にはノーヒットノーランより下がるが、9回を投げきってみたいなというのがまずいちばんかなと思う。

Q.打たれた瞬間の気持ちは。

A.まあ「打たれたな」という、「コンタクトされたな」というところ。僕的にはもちろん三振をとりにいっているので、ちょっと高かったなというところが悔やまれるが、球種の選択的には最後スタッシーとも話したが良かったんじゃないかと思っている。

Q.この時期にこういうパフォーマンスができていることは。

A.きょう1日というわけではなくて、去年いいシーズンを送ることができて。本当にことしそれを続けられるのかどうなのかがいちばん大事というか、数字として、やっぱりわかりやすいところでいうと、そういうところが大事だなと思うので。規定投球回も大事だなとは思う。
それを変な話、まぐれではなかったと自分自身で自信を持てるかどうかは、やっぱり去年良かっただけに、ことしいちばん大事だなと思っていたので。それを1年間、まず安定して続けられているというのはいいところだなと思います。

いいところをチョイスして

Q.調子よくなかった理由はどう分析しているか。

A.まあそういう日もあるんじゃないかなというのが率直なところかなとは思う。必ず毎回、毎回、100マイルをバンバン投げられるわけでは、もちろんそれができれば いちばんいいが、できるわけではないし。きょうみたいにスライダーの曲がりは小さいけれどコマンド的にはいい日もあるので。
いいところをチョイスして選んでいくのがいちばん大事だなと思う。

Q.ノーヒットノーランが続く中でベンチの雰囲気などは。

A.投げている時は基本的にベンチにいないタイプなので、正直攻撃も見ていない。自分の打席になった時にどういうシチュエーションなのか確認して打ちにいくという感じなので、あまりベンチの雰囲気はわからない。

Q.調子よくなかった中で、ここまでのピッチングができた要因はどう分析しているか。

A.いいところをチョイスしながら、うまくスタッシーともコミュニケーションを取り ながら、なるべくリスクを少なく。
4対0だったので、なかなかシビアだったが、なるべくランナーをためずに。最後ちょっと危なかったが、それ以外はよかったんじゃないかと思う。

Q.シーズン終盤に来て、疲労度については。

A.まあ1年間出ていればやっぱり疲労というのはたまると思うし、それはやっぱり野 手もきつい体をして出ていると思う。自分だけではないが、あと少し頑張りたいと 思う。

Q.スライダーを投げることが多いが、去年からの進化をどう感じているか。

A.安定して投げられている球種だと思う。威力うんぬんというか、いちばん1年間を通してゲームを作る、安定している球種だなとは思う。
1つの変化量に頼らず、いろんな形で投げるという、きょうの縦のスライダーも効 果的だったし、有効だったと思う。

もう1試合 切り替えて また調整

Q.規定投球回までは残り1イニングとなったが。

A.投げきりたかったなというのは本当は思うが、もう1イニングというか、もう1試合、切り替えてまた調整して頑張りたいなと思う。

(ここで次に会見するスタッシー選手が入ってきて隣に座り大谷選手も笑顔)

Q.来季に向けて何を重視してどういう思いで投げているか。

A.投げるのは、それはもうゼロに抑えること。変な話、お客さんが入っていてもいなくてもやることはもちろん変わらないので。その中で、きょう来てくれたファンの人が喜んでくれるようなピッチングができればベストだし、1イニングでも多くゼロを並べていくというのがファンの人にとっては、いちばん盛り上がるところだと思う。
打席に関しては、いい打席で、いい結果を出せる準備を、もちろん1回でも多くでき ればいいなと思う。あと数試合頑張りたいなと思っている。
Q.ファンが総立ちの雰囲気の中で投球していた時の気持ちは。

A.三振をとってベンチに戻るというのが、チームにとっても、ファンの人にとっても ベスト。自分にとっても、もちろんベストの答えだと思うので、それができなかったというか、最後ピンチを作ってしまったというのは、もう1つ足りなかったところかなと思う。しっかりと、また頑張りたい。