まとめ買い!10月の値上げ商品 最新一覧 いつから?いくらに?

あすから“値上げの10月“に突入します。
値上げが予定されている食品や飲料はなんと6500品目以上。
さらに外食チェーン店でも次々と値上げが実施されます。

いつから?どの商品が?いくら値上がりする?

最新情報をまとめました。

9月30日、「まとめ買い」が相次いでいるという東京・大田区のディスカウントストアを訪ねました。

この店舗では、今回、店頭価格で最大13%の値上げが見込まれるビール系飲料を中心に、アルコール飲料の仕入れを前月・8月の3~4倍に増やしていますが、350mlや500mlのビールが24缶入った箱ごと購入する人も多く、品出しが間に合わない時もあるということです。
4箱まとめて購入し、配達を依頼した60代の女性は、「きょう購入したビールはクリスマスと忘年会の分です。ビールは週末の息抜きに飲んでいるので値上げは困ります」と話していました。

なぜ値上げ?家計への負担は?

民間の信用調査会社「帝国データバンク」が主な食品メーカーや飲料メーカー105社を対象に調査を行ったところ、10月に値上げする予定があるとした食品や飲料は6500品目を超えました。

これは9月のおよそ2.7倍で、値上げのピークとなる見込みです。

原材料価格の高騰や原油高、それに円安の影響が重なったためだと見られています。
さらに家計への負担額を総務省の家計調査などをもとに調べたところ、2人以上の世帯では1か月あたり平均で5730円、年間では平均6万8760円増えると試算しています。

このうち、「加工食品」が最も大きく、1か月あたり2560円増加するとしています。

このほか、「酒類・飲料」が1か月あたり1285円増え、350ミリリットルの缶ビール6本分相当にあたる負担額の増加としています。

いつから?どの商品が?いくら値上がりする?

10月に値上がりが予定されている主な商品や外食チェーンを一覧でまとめました。

【酒類】

「アサヒビール」
ビールや発泡酒、チューハイ、ウイスキーといったアルコール飲料など、家庭用と業務用の162品目、
10月1日出荷分から、家庭用の値上げ幅は、
▽ビール系飲料、店頭想定価格で6%から10%程度の見込み、
▽チューハイ、希望小売価格が6%から9%程度、
▽国産ウイスキー、店頭想定価格で7%から17%程度の見込み。

「キリンビール」
ビールや発泡酒、チューハイ、ウイスキーといったアルコール飲料など、家庭用と業務用の278品目、
10月1日納品分から、家庭用は店頭想定価格で
▽ビール系飲料、チューハイ、ノンアルコール飲料が6%から13%程度、
▽ウイスキー、ウォッカなど輸入洋酒が、7%から17%程度、値上げ見込み。

「サントリー」
ビール、チューハイといったアルコール飲料など、家庭用と業務用の156品目、
10月1日出荷分から、家庭用は店頭想定価格で、
▽ビール系飲料、6%から10%程度、
▽チューハイやハイボール、2%から6%程度、値上げ見込み。

「サッポロビール」
ビールや発泡酒といったアルコール飲料など、家庭用と業務用の121品目、
10月1日納品分から、出荷価格で4%から12%程度、値上げ。

「コカ・コーラ ボトラーズジャパン」
アルコール飲料など6品目、
10月1日出荷分から、希望小売価格で4%から7%値上げ。

【飲料】

「コカ・コーラ ボトラーズジャパン」
ペットボトルや缶入りの商品など121品目、
10月1日出荷分から希望小売価格を6%から18%引き上げ。
(500mlのペットボトル入り「コカ・コーラ」は税抜きで従来の140円から160円に)

「サントリー食品インターナショナル」
ペットボトルや缶入りの商品163品目、
10月1日出荷分から希望小売価格を6%から20%引き上げ。

「アサヒ飲料」
ペットボトルや缶入りなどの商品163品目、
10月1日出荷分から希望小売価格をおよそ4%から16%引き上げ。
(500ml入りペットボトルの「三ツ矢サイダー」は、税抜きで従来の140円から160円に)

「伊藤園」
ペットボトルや缶入りの商品およそ150品目、
10月1日出荷分から希望小売価格を4%から22%引き上げ。

「キリンビバレッジ」
ペットボトルや缶入りの商品127品目、
10月1日納品分から、希望小売価格を税抜きで6%から25%引き上げ。

「ポッカサッポロフード&ビバレッジ」
ペットボトルや缶入りの商品67品目、
10月1日納品分から、希望小売価格を4%から17%引き上げ。

【コーヒーなど】

「味の素AGF」
粉末状のカフェラテなど38品目、
10月1日納品分から店頭想定価格は、およそ16%から22%値上げ見込み。

「キーコーヒー」
家庭用のレギュラーコーヒーなど、およそ60品目、
10月1日出荷分から、店頭想定価格は5%から20%程度、値上げ見込み。

【ハム・ソーセージ】

「日本ハム」
家庭用と業務用のハムやソーセージなど371品目、
10月1日出荷分から内容量を減らす実質値上げや値上げ、改定率で平均およそ9%。

「伊藤ハム」
家庭用と業務用のハムやソーセージなど221品目、
10月1日出荷分から実質値上げや、値上げ、改定率で3%から30%。

「米久」
家庭用と業務用のハムやソーセージなど70品目、
10月1日出荷分から実質値上げや、値上げ、改定率で3%から30%。

「丸大食品」
家庭用と業務用のハムやソーセージなど350品目、
10月1日納品分から実質値上げや、値上げ、このうち値上げ幅は5%から30%。

【調味料】

「味の素」
家庭用と業務用のマヨネーズや家庭用の塩調味料、だし、コンソメ製品のあわせて75品目、
10月1日納品分から、出荷価格でおよそ2%から15%値上げ、
マヨネーズなどの値上げは去年7月以降、3回目。

「キユーピー」
家庭用のマヨネーズやマスタード、タルタルソースなど93品目、
10月1日出荷分から、参考小売価格でおよそ2%から20%値上げ、
マヨネーズなどの値上げは去年7月以降、3回目。
450グラム入りの「キユーピー マヨネーズ」は税込みで436円から475円に。

「キッコーマン食品」
みりんや料理酒、焼き肉用などのたれ類、75品目、
10月1日納品分から、希望小売価格で
▽みりんや料理酒およそ4%から11%、
▽たれ類およそ5%から10%、引き上げ。

【乳製品】

「森永乳業」
家庭用チーズや育児用の食品など39品目、
10月1日出荷分から、値上げや実質値上げ、
このうち値上げする商品は、希望小売価格でおよそ4%から12%引き上げ。

「明治」
家庭用チーズ23品目、
10月1日出荷分から、値上げや実質値上げ、
このうち値上げする商品は、希望小売価格でおよそ5%から15%引き上げ。

「雪印メグミルク」
育児用粉ミルク4品目、
10月1日納品分から、希望小売価格でおよそ5%引き上げ。

「雪印ビーンスターク」
育児用粉ミルク7品目、
10月1日納品分から、希望小売価格をおよそ4%から7%引き上げ。

【菓子】

「明治」
スナック菓子などの菓子類、6品目、
10月1日出荷分から出荷価格でおよそ6%から9%引き上げ。

「湖池屋」
ポテトチップス3品目
10月3日出荷分から、実質値上げと値上げ、改定率は4%から9%程度。

「カンロ」
あめやグミなどおよそ30品目、
10月1日出荷分から順次、希望小売価格で3%から10%程度引き上げ。

「アサヒグループ食品」
タブレット菓子など198品目
10月1日出荷分から希望小売価格でおよそ3%から13%引き上げ。

【外食】

「スシロー」
10月1日から1皿あたり最低価格を税込み110円から120円に引き上げ。
「税抜き1皿100円」からの値上げは、1984年の創業以来初めて。

「くら寿司」
10月1日から1皿あたり最低価格を、税込み110円から115円に引き上げ。

「すかいらーくホールディングス」
10月6日以降順次、
「ガスト」や「バーミヤン」など5ブランド、
およそ4割のメニューで、平均およそ5%値上げ、
7月に続き、ことし2度目の値上げ。

「吉野家」
10月1日から一部の商品を除き本体価格で平均18.8円値上げ、
店内飲食の「牛丼 並盛」は税込みで426円から448円に。

「はなまるうどん」
10月1日からうどんとカレーの22商品、10円から100円値上げ。
「かけ(小)」が税込み240円から270円に。

【そのほか】

「コンビ」
ベビーカーやチャイルドシートなど45品目、
10月1日受注分から、希望小売価格を3%から14%値上げ。

「パナソニック」
ブルーレイレコーダーや掃除機、生ゴミ処理機など121品目と、乾電池について、10月1日から順次、出荷価格をおよそ2%から45%値上げ。

また、たばこ税引き上げに伴い、加熱式たばこで値上げの動きがあります。
「JT=日本たばこ産業」
加熱式たばこ17銘柄、10月1日から1箱あたり10円から20円の値上げ。

「フィリップ モリス ジャパン」
加熱式たばこ23銘柄、10月1日から1箱あたり20円の値上げ。

値上げのピークは過ぎても…

「帝国データバンク」は収入の低い世帯ほど支出に占める食費の割合が高くなり、値上げによる負担感は大きいと指摘しています。

さらに「11月以降、値上げの波はいったん収まる気配をみせているが、牛乳製品なども今後、値上げされる予定で家計の負担はさらに増える可能性がある」と話しています。

ことし11月以降も、牛乳やヨーグルト、菓子、ベビーフードなど、大手メーカーの間で生活に身近な商品の値上げが予定されています。